自転車とバイスクルの話
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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!
違う呼び方同じモノ、という話を前回させていただきました。
日本語と英語でも、同じモノをさすのにしめすのに言い方は呼び方は違います。自転車とバイスクル(bicycle)は同じモノです。「いやいやバイスクルやなくて自転車やって」といくらこうこうこういう理由で自転車と理屈を論理を繰り広げてもバイスクルはバイスクルです。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。
どちらの論理も理屈も正しい。
言葉が違うだけです。日本語だけでも自転車のことをチャリと言ったりチャリンコと言ったりジテコと言ってりさまざまです。しかし、どれも自転車のことをさしますしめします。
日本にしかないと言われている自転車の種類で、ママチャリと呼ばれるモノがあります。全国的にそう呼ばれているのかはわかりません。関西ではそう呼ばれているはずです。
どんな自転車と言うと、極々ありふれた自転車です。マウンテンバイクやドロップハンドルがついたレーサータイプではなく、前にかごの付いたタイプの自転車です。子どもを後ろに乗せてママがこいで乗っている普通の自転車です。日本ではおそらくママチャリがいちばん売れているはずの普通の自転車です。
そのママチャリの中古品が海外に輸出されていたりします。日本でしかないと言いましたが、輸出されているのならば、海外でもありますね。
となると、今までなかったタイプの自転車ですからマウンテンバイクやレーサーと言うようにジャンル分けされ名前がつけられます。
きっとそのまま「ママチャリ」なんてジャンルで呼ばれているのかと想像してしまうのですが、どうなのでしょうか。
ママが良く乗っていたからママチャリなのですが、今ではママ以外の人のほうが良く乗っていますから、世界の共通言語として滑稽な言葉になります。
それはそれでいいと思ったり思わなかったりします。
もしかすると、ママがとれてチャリで呼ばれているかもしれませんが、そうなると世界の共通言語ではなくなってしまいます。ママチャリのつもりでチャリを持ってきてと言われてマウンテンバイクを持っていくと叱られてしまいます。
いくら、日本ではチャリはバイスクル全部をさすとしめすといくら論理的に説明しても叱られてしまいます。
英語をつかう人が「チャリ」と表現したところで気がつかなければいけません。
雨で少しは寒くなるかと思ったけれどそうでもなかったので、このあたりで。
ありがとうございます。
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