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ボロじゃないオシャレの話

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!

赤く染まる、という話を前回させていただきました。

「赤く染まる」と言う表現は様々な場面で使われてきました。自然現象として使われたりもします。何かの例えで使われたりもします。「染まる」と聞けば何とも感傷的な表現ですが、どことなくもう元の色には後戻りはできない感じもします。「塗る」よりも確実に浸透しています。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

それを求めているから、それが目的だから、生地などは染められます。簡単に一度洗えば、色落ちなんてされては困りますからね。

高級な服は「洗う」なんて想定されてつくられていませんから、例外ももちろんあります。

簡単に色落ちがしないようにと染められていますが、何度も何度も洗えば色落ちはします。洗わなくてもズボンなどはよくこすれる膝やお尻の部分などは色が落ちてきます。それがいい感じになっていたりいなかったりしてオシャレな人はそんな自然に色落ちしたモノを求めたりします。

そんなオシャレさんのためにと、自然な感じに色落ちしたデザインのモノを最初から販売し売っているモノもあったりなかったりします。

昔の着物なども染物ですから、こんな現代の価値である色落ちした着物がオシャレなんてことになっていたのでしょうか。きっとお尻の部分は色落ちしていたはずです。普段着ですからきっとなっていたと思ったり思わなかったりします。

江戸時代やそれ以前の侍と呼ばれえる武士などの甲冑や刀などはたくさん残っていますから、そこから見ると、当時からオシャレなお侍さんに武士はたくさんいました。柄の部分に様々な装飾を凝らしていたり縁起を担いで兜にトンボを入れたり道具としての目的以外を楽しんでいた感じです。

だからきっと着物自体も何かしらのオシャレをしていたのだと想像に難くありません。

時代劇のドラマや映画などでは、装飾に関してはよく見られますが着物自体は自然に色落ちした感じはなかなか見られません。

ジーンズやデニムと同じ藍から染めた着物もありますから、当時はそれがオシャレだったのかはわかりませんが、現代では色落ちした自然に色落ちした感じがオシャレに見えたり見ええなかったりするのではないのでしょうか。

なんて見方で着物を着ている人を見たいと思ったり思わなかったりします。

まとわりつく湿気が室内では少しはカラッとしているので、このあたりで。


ありがとうございます。

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