お相手の心理のお話。
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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!
助け合いから生まれた、という話を
前回させていただきました。
助けられたから助ける。と言う理屈はとてもわかりやすいです。しかし、助けれる人は助けられる人からの助けは必要としない場合が多いです。命を助けてもらったお医者さんの命を助けられる患者さんはそう多くはないですね、もしかすれば、同じお医者さんならばどこかで助けられるかもしれませんけれど。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。
命と言う極端な話だから、そうなのかもしれませんがトランプなんかのゲームをしている時ならば、このカードを出せば前のゲームで助けられた相手を助けることができることはあります。
この場合は果たして助けなのでしょうか。なんて思ったり思わなかったりしています。心理戦のゲームのような駆け引きなような気もします。
「助けられていると言う事実が自分にはあるから、心理学であろうがなかろうが助けたいってことじゃないのかい」久々すぎる登場の私だ。
「久々すぎてどんな話し方だったのか忘れてしまったよ、大阪弁じゃなかったかい?」とボクは私の話よりも話し方が気になったみたいだ。
「なんでやねん。話し方なんてものは、こんな感じだよ」と大阪弁でツッコむ私。
「あぁ、そうだったね。思い出してきたよ。確かに助けられたら助けたいって心理を知っていたから助けたってのも助けにはなったのには違いはないからね」
「だろ、そこから助け合いが始まるんじゃないかい」
「そうだね、裏切るってことを前提で助けたんじゃなければね」心理戦のゲームが駆け引きがここでもボクが始めていた。
「ウソだろ、最後には裏切られるのかい?信用していたのに」驚きを隠しきれない私。
「最後とは限らないよ、裏切りなんて」
「最後でもないのか、気のいい感じだったのにな」
「用が無くなったらポイだよきっと」
「・・・フジコちゃん」とどうやら、ここんところ音沙汰がなかった原因かもしれない。
「名前を聞いた時点で信用したらあかんやん」
「いやいや、いやいや、ああ、いやいやいや」とわかりやすく落ち込む私。
「事情はわからないけれど、ゲームで負けたみたいだね」
「あぁ」
「ドンマイ、わたし」とボクは私を気遣った。
私を助けた気もしますが、ボク自身が助けられたのかもしれません。
「いやいや、なんでキミが助けられたことになるんだよ。と言うか、まだ助けられてはいないよ。ゲームで負けただけさ」とカラ元気をみせる私。
「話せるなら、詳しく聞くよ」と助けを求める私を助けるべく言葉をかけるボク。
「いやね、ネットゲームでさ、同じチームにいたフジコって名前の人をさ、助けたんだよ。敵にやられそうになっていたから」と私は話し始めた。
「うん、それはどんなゲームなんだい?」
「シューティングゲームって言うの?チームで助け合いながら、1位を目指すゲームだよ」
「うん、それで助けたフジコはなんて?」事情を詳しく聞こうとするボク。
「ありがとう的な。そこからも何度も何度も助けたんだよ。アイテムだってあげたし」と思い出を思いを絞り出す私。
「うん、それでキミがピンチの時にも助けてくれたんだろ?」とそもそもの話を聞くべく問いかけるボク。
「いや、私がピンチになったとき、ひとつも助けてもくれなかったんだ・・・、それで私はゲームオーバー。いや彼女もいっしょにゲームオーバーさ」と全ての顛末を話してくれた私。
「ただの初心者やん、フジコ」とボク。
「え?」
「なんの策士でもないし、ただただキミが上手すぎただけやん」
「え?」
「冒頭に話したことやん、もしかしてその話すら聞いてなかった?ゲームに夢中で?」と核心部分にふれようとしているボク。
「そ、そ、そんなことはないよ」と私はいつもわかりやすい。
「ここのところ、姿を見せないと思っていたけれど、どうやらゲーム三昧だったみたいだね」
「いやいや、そんなすしざんまいみたいなポーズで言われても」とまだボケる余裕のある私。
「してるかい」ともはやツッコミと化しているボク。
「おかげでだいぶと上達したよ」開き直る私。
「ま、上達したのならいいけど」となぜか納得しているボク。
結局、ゲームに負けたみたいだけれども、フジコには裏切られていなかったみたいだし、何より楽しくしていたみたいだしフジコを何度も何度も助けられるくらいに上達はしたみたいだからよかった。
いやでも、ボクはボク自身を助けるために調べなければ予想しなければならないことがあったのだけれども・・・。
何やら、企業数も増えたみたいだし・・・。
ところでキミのハンドルネームは何?って尋ねたらルパンって返ってきそうなので、このあたりで。
今回もありがとうございました。
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