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白黒はつけないの話

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!

ワーストもある、という話を前回させていただきました。

ベストもあれば、ワーストもあります。ベストだけがあることなどありません。ベストがあるところにはワーストがなければ成立しません。ワーストのお陰でベストが存在していると言っても過言ではありません。学校で走るのがイチバンだと言う自慢話でオチが全校生徒が10人。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

10人でもベストとワーストがあるから、イチバンと言う自慢話ができます。

仮に一人ならば、イチバンと自慢話もできますが、ワーストでもあるわけです。限りなくワーストに近い一番です。10人もそう変わらないと思われるかもしれませんが、そこはまるっきり違います。

ワーストの人は、ベストになる可能性はありますが、ひとりの場合、ワーストもベストもどちらにも毎回なっています。なってしまいます。次はベストをと言う可能性はありません。もちろん、自己ベストとの争いはありますから、昨日の自分との競争です。

今どきの運動会ではベストもワーストも決めないとか決めるとか。

ワーストになった子どもが可哀そうだからとか。実際、走らない訳ではありませんから、そこは客観的にも自己判断でもわかってしまいます。それで、ゴール後はベストもワーストもない。と言う感じでしょうか。

多くの子どもたちは、ゲームなどでは日頃からベストやワーストを十分に経験しています。確かにワーストになれば、この世の終わりくらいの怒りや悲しみへと陥っています。それが悪いことなのかはよくはわかりません。

その悔しさを糧に、次の日も同じゲームをして楽しんでいるように見えます。

ほんとに嫌ならば悔しいならば、悲しいならば、次の日にはもうゲームはしません。次の日どころか、すぐに始めたりします。

運動会で、走らなくていいならばまだ話はわかったりわからなかったりします。ベストのスピードを持っている子がワーストの子に合わせて走るのならばわかります。

最後にゴールテープを切ったけれどキミはワーストではないよ。なんて余計に傷がつくとか思ったり思わなかったりします。

玉入れとか大玉転がしとかの団体競技も勝ち負けなんてつけないのでしょうか。と思ったり思わなかったりします。

正座をしていると足がしびれてきたので、このあたりで。


ありがとうございます。

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