血中乳酸測定

測定練習の一環で講義内で血中乳酸の測定を行いました。
今回はトレッドミルを使用し下記の設定で行いました。被験者は僕自身です。

設定は下記の通りです。

200m/min(3min)
3min rest
220m/min(3min)
3min rest
240m/min(3min)
3min rest
260m/min(3min)
3min rest
280m/min(3min)


3分間走った後に自身で血液を採取しバイオセンとラクテートプロを使用し計測をしました。
また、測定中は心電図も記録するために電極も貼りながら走りました。
(ハーフタイツで走ったからポケットがなかったから尻とタイツの間にリモコンを挟んで走りました。変な感じがしました笑)

結果は写真の通りです。

画像1

画像2

この表(手書きですまん)から分かるように
230m/minになると乳酸性閾値(以下LT)に到達と予想ができます。レベルの高いランナーになるとLTに達するポイントが後ろ倒しされてきます。
世の中には280m/minで1.7を出すとんでもない女性ランナーもいます。
このLTを後ろ倒しさせるためには230m/minで記録すると思われる心拍数165-167より下の心拍数を気にしながらペース走やジョグをすると効果的です。

また、LTが4.0を超えるタイミングを乳酸蓄積開始点(下記OBLA)といいます。
これは、無酸素的エネルギーに切り替わるポイントなるため有酸素的エネルギーが限界に達しています。(早い話終わりが近い感じです)
このポイントが後ろ倒しされと速い速度で長い時間走れるようになります。
僕の場合だとグラフから270m/minで4.0になると予想できるのでこの速度より遅い260m/minでペース走やジョグを行えばOBLAが向上することが分かります。

最後に
朝にペース走でペースメーカー
15時からこの測定
夕方から部活で補強を行ったので
今日は疲れました。

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