仕事がなくなって、本心に気付いた
今日は完全に自分のために書く。
好きな仕事に巡り会えたと思っていた私が、また1から好きなことを考え直そうと思った話だ。
フリーランスのダイビングインストラクターをしているが、冬に仕事はほとんどない。
最初は仕事がないことを嘆いていたが、もう割り切ってバイトをしている。
最初はなんだかなぁと思っていたが、人間は環境の生き物とはよく言ったもので、不思議と慣れてくる。
バイトに対してもだし、ダイビングの仕事をしないことに対しても。
むしろ、海に入らない生活が快適にすらなってきている。
震えながら寒い海に入らなくて良い。
周りの人間関係を気にしなくて良い。
接客をしなくて良い。
そして、本を読んだり、noteを書いたり、日記を書いたり…
自分で自分の時間を100%コントロールできる。
そんな中、『この日空いてる?仕事に来てくれない?』とダイビングショップから連絡があった。
正直、行きたくないと思った。
あれ??
おかしいな。
ダイビングの仕事がなくて落ち込んでたはずなのに、ダイビングの仕事をしたいと思わなくなっていた。
バイトよりも割りの良いお給料がもらえるし、本業のはずなのに
全然嬉しくなかった、むしろ嫌だった自分に衝撃を受けた。
もしかしたら私は、ダイビングの魅力以上に、人と関わらなくて良い生活に、魅力を感じてるのかもしれない。
1ヶ月も海の仕事をしないことで気付かされたことがいくつかある。
✅本当は人間関係極力少なくしたい。
✅接客は苦手。自分の得意分野ではないし、成長が遅い。
✅ダイビングの仕事も実は結構苦手。分からないことだらけで、習得が遅い。
✅生活の中にダイビングがなくても意外と平気。慣れる。
✅“ダイビングは自分の好きなことだ!”っていう圧を自分自身にかけ過ぎていたのでは?
✅圧倒的飽き性。コロコロ環境や人間関係を変えないと生きていけないタイプ。
→ダイビング、自分の天職ではないのかも!?
って思い始めたのだ。
今までの経験から、向いてないことに向き合い続けても、うまくいかないのは痛感している。
今は未熟であるが故に、そう思うのかもしれない。
ダイビングの仕事を幅広くやるようになったら、『やっぱりこの仕事だ!』ってなるかもしれない。
ただ、少しでも、ダイビングの仕事に揺らぎを覚えてしまった今
自分が本当に理想とする生活をイメージして、作り上げるステージに来ているのかもしれない。
そんなことに気付かされた1ヶ月だった。
仕事があったら、本心と向き合わなかっただろう。
仕事がない状況は、ひとつのメッセージだったのかもしれない。
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