先輩から学んだ接客の極意
素晴らしい接客を見て
尊敬している先輩たちとお客さんとのダイビングに付き添いをした。
その先輩たちは、とにかく気遣いが素晴らしい。
背中にも目がついているのかと思うほどに視野が広く、お客さんにほとんど何もさせなくて良いようにエスコートしていた。
先輩たちを見て、私も負けないように立ち振る舞おうとしたが、常に2テンポくらい遅れていた。
視野が広く、気遣いが行き渡る先輩たちのようになりたいと思った。
そこで、どうしたらこんなに素晴らしい気遣いができるのか、先輩たちを観察しながら考えてみた。
接客をする方にとって、何かしらヒントになるように書いてみたので、ぜひ読んでみて下さい。
接客とは
私が今回感じた、接客とは何か。
ひとまずの答えは
お客さんへの愛を伝えることだ。
なぜそう思ったか。
先輩たちがお客さんをエスコートしている姿の根本には、お客さんに対する感謝の気持ちや、大事に思っているという気持ちをどうにか伝えたいという意識が見て取れたからだ。
お客さんへの愛を一生懸命、態度で伝えていたのだ。
愛を伝える
お客さんへの愛を伝えると言っても、2つに細分化できる。
①前提として、お客さんに愛を持つこと。
②そして、愛を伝えること。
①お客さんに愛を持つ
ここが1番難しい。
大事なお客さん、大好きなお客さんはいる。
だが、自分のこと以上に相手を優先させようと思うような愛って、なかなかない。
ただ、本当にお客さんのことを大事に思うことさえできれば、大事に思うあまり、勝手に相手のためを思った行動をするはずだ。
なので、①の“愛を持つ”ができていれば、多少の不足はあるかもしれないが、②の“愛を伝える”はできるはずだ。
だから、どうしたらお客さんを愛せるか
もしくは、自分が愛せるお客さんとどう巡り会うか、が接客業の一番の課題なのかもしれない。
したがって、お客さんの良いところを積極的に見つめる姿勢や、自分の心を常に整えていくことが、良い接客に繋がるのだろう。
②愛を伝える
お客さんを愛せたら、あとは態度で愛を伝えるのみだ。
あなたのこと、大事に思ってるよ。
楽しい思いをして帰って欲しいと心から思っているよ。
と精一杯のおもてなしで伝えるのだ。
これができない人には、2つの要因がある。
ひとつ目は、そもそも、お客さんに愛を持てていなかったパターン。
ふたつ目は、立ち回り方を知らないパターンだ。
ひとつ目の課題は①で述べたので、ここでは省略する。
立ち回り方を知らないパターンは、経験値と覚悟が必要だと思う。
経験値というのは、言葉の意味のままだ。
何回もツアーを経験すれば、少しづつできることや、視点が広がってくるはずだ。
覚悟というのは、多少空回りかもしれないが、それでも相手のためにと思って動く、失敗を恐れない覚悟だ。
自分の接客を振り返って
先輩たちと比べて、特に私に足りなかったと思うのは、お客さんを愛する気持ちと、覚悟だった。
お客さんのことを大事に思い、いかにお客さんのことを自分ごとにして考えられるかが、まだまだ足りないと痛感した。
ここの意識がもっとあれば、自然と接客が磨かれるスピードはもっと速かったし、できることがあったはず。
そして、私は失敗を恐れ過ぎていた。
失敗を恐れないメンタルの整え方はまだまだ、悩み中なので、誰か知っている人がいたら教えてほしい。
まとめ
究極の接客とは、お客さんに愛を伝えることだ。
愛を伝えるには、まずお客さんを大事に思う気持ち。そして、その気持ちを伝える経験値と覚悟がいる。
この視点を持って、インストラクター業に取り組んでいきたいし、少しでもみなさんの参考になれば幸いだ。
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