只の日本人、ブロッコリー(マヨネーズ)を食べる
ブロッコリーを食べよう。
草薙悠弥はブロッコリーを食べる事にした。
(ブロッコリーは良い)
健康に良いのだ。
栄養があるのだ。
血行をよくするのだ。
基礎的免疫力の向上。
(今日は……)
そして……
(マヨネーズをつけて食うぞ)
マヨネーズをつけるとうまいのだ。
◆
ブロッコリーがあった
草薙はブロッコリーを手にした。
(茹でるぞ)
草薙はブロッコリーを茹でる。
そして、用意するものがあった。
(マヨネーズだぁ)
草薙はマヨネーズをとりだした。
物資のない時、貧乏な時はブロッコリーを素で食べる事もある。
マヨネーズが贅沢品な国や時代もあったのだ。
それを考えれば、ブロッコリーにマヨネーズをたんまりかけられるのは一つの贅沢といっていいだろう。
ちなみにマヨネーズは卵が含まれている。
(いいぞ、マヨネーズ)
◆
(そろそろいいな)
ブロッコリーが茹であがった。
草薙はブロッコリーを適当な容器にいれた。
湯気だつブロッコリー。
緑の野菜からは生命力が感じられる。
(健康になりそうだ)。
だがこのままでは味としては「野」「菜」という素のブロッコリーな味である。
そこに
(マヨネーズを……かける)
少しワクワクする。
ブロッコリーにマヨネーズ!
これがうまいのだ。
草薙が持ってるボリューミィでジューシーなマヨネーズ。
卵と油、酢等が入っている。
草薙は基本、カロリーを気にしない男である。
エネルギーを消費する。
(どんどんかけるぞ)
ブロッコリーにマヨネーズ。
これがまたうまいのだ。
草薙はブロッコリーにマヨネーズをたくさんかける。
ブロッコリーの緑の部分。
(「ふさ」だ)
ブロッコリーの頭の部分、モコモコおいしそうな緑部分は「ふさ」と呼ばれる。
ブロッコリーの健康そうな緑のふさの上に美味しそうな黄色いマヨネーズがのる。
ブロッコリーとマヨネーズがあわさった。
(食うぞ)
草薙はマヨネーズがたっぷりのったブロッコリーを口にした。
(うむ)
広がるマヨネーズブロッコリー。
その味は……
(――うまい)
うまい。
ブロッコリーの野菜の味に、マヨネーズのボリューミーな味が実にマッチしている。
(やはり良い)
ブロッコリーにマヨネーズ。
シンプルな味つけだがそれが良い。
(ブロッコリーに……マヨネーズ)
やはり合うのだ。
(どれもう一つ)
草薙は更にブロッコリーをとりだした。
トロトロのマヨネーズをたっぷりかける。
(食うぞ)
草薙は二つめのマヨネーズつきブロッコリーを食べる
(二つめでもうまい)
何度食べてもうまい。
野菜の味とマヨネーズのジューシー。
飽きづらい味なのかもしれない。
(どんどん食うぞ)
食が進む。
草薙はブロッコリー(マヨネーズ)をどんどん食べるのであった。
◆
「うむ」
草薙はブロッコリー(マヨネーズ)を食べた。
(うまかったな)
ブロッコリー(マヨネーズ)、つける事で旨い食事だった。
(元気が出てきた気がするな)
ブロッコリーは栄養がある。
マヨネーズも卵と酢油があるのでエネルギーがある。
草薙は元気になった気がした。
只のブロッコリー(マヨネーズ)。
だが、
――それもまた良し
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