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『1年前の1月をふりかえる』〜人生にはすべてに意味があると思う。1年前には想像できなかった今〜

1年前の1月は、絶望的な状態だったことを思い出した。
今思い出しても、ヒドイ。
もうあんな思いはしたくない。

でもそれがあったから、Marbleに出会えた。
それに、去年は、”働いていなかったから成り立った”ことの多い1年だった。
働いていたら、いったいどうなっていたんだろう?。
そう思うと、人生ってすべてに意味があるのだと思う。


「死」の宣告と「適応障害」

ちょうど1年前の今日、ぼくは人生で一番最低な気分で出勤した。

連休後の出勤はいつも憂うつだ。
でも、あの日のぼくの憂うつは、今までのものとは、比べようもないほどひどかった。
つらい……。
だれにも届かない思いに、押しつぶされそうになるのを、必死に耐えながら出勤した。

そんな憂うつを、気合いでなんとかしようと、仕事に全力をそそいだ。
始業後は、その忙しさで憂うつは感じなくなる。
帰りには、達成感のような心地よさを感じることさえあった。

でも、少しずつ、そして確実に、ぼくの心はむしばまれていった。

悪夢にうなされ、夜中に何度も目を覚す。
あまり眠れない日が続いていた。

そんなある日、
「死ぬ」
夜中に頭のなかに現れた言葉。
「誰?」

急に怖くなった。
自分ではないなにかが、死ぬように言ってきたのだ。

このままじゃマズイと思った。
自分のコントロール外の”なにか”によって、ぼくは死んでしまうかもしれない。

その日、ぼくは仕事の休憩時間に、精神科に予約の電話をした。

数日後、ぼくは精神科を受診した。
診断名は、「適応障害」。
医師から、「あなたが思っているより重い状態」だと言われた。

次の日、診断書を提出した。
即、休職となり、そのまま退職することになった。

今とこれから

今ぼくは、ライターを目指して勉強している。
1年前には、想像もできなかった。

この先、神様は、いったいどんなシナリオを用意しているのだろう?
正直、不安もある。
でも人生は、何度だってやりなおせるし、そういう機会が用意されていると思う。
それをこれから、自分の人生で証明してこうと思う。

1年前を振り返って、今ぼくは、そう思っている。

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