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心に響いた本〜2月〜
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でも俺はね、神社から家に帰ってきても、ずっとその祈りは続いとると思うっちゃん。自分が叶えたいことのためにむかって行動する時間もぜんぶ『祈り』やないかなと思うとよ。神さまってむしろそういうところを見とらすと思う。
言葉にするとすごいうさんくさい感じになるけど、たくさんお賽銭をするより、熱心にお参りするより、日常をよりよく生きることこそが『祈り』だと思うとよ
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人からどう見えるかより、自分が見ることのほうが何百倍も大事だと思っていそうなまっすぐな強いまなざしを躊躇なく相手に向ける。
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他人に「しっかりしないとね」って言えるような生きかたのほうが、たぶん正解なのだ、そして人生は正解に沿って生きるほうがきっと楽だ、自分の頭で考えなくてすむから。
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どうしてわたしはあの子じゃないんだろう、
ってきっとたくさんの人が考えたことがあるのではないかと思うけれど、
私にとってはありきたりではない言葉で物語が綴られていて、
やっぱり寺地はるなさんの書かれる本が私は好きです。