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手放して約2ヶ月。改めて感じるOM-D EM10 mark3の良さ。
OM-D EM10 Mark3を手放して、X-Pro1を買った
OLYMPUSのOM-D EM10 mark3は、わたしがはじめて購入したミラーレス一眼カメラでした。
それまではリコーやパナソニック製の1万円しないコンデジを使用していたのですが、画質に不満が残りレンズ交換式カメラを使ってみたいと思ったのがきっかけでした。
大好きなカメラでしたが、自分の「好き」を追求した結果として手放し、そして先日フジフィルムのX-Pro1の購入にいたったわけです。その経緯は別記事に書いてあるので割愛します。
結論、買い替えた結果心から満足しています。
マイクロフォーサーズからAPS-Cサイズへ、一回り大きくなったセンサーの恩恵を強く感じていますし、フジフィルムの特色ともいえるフィルムシミュレーションは評判通り素晴らしいです。
金属製のボディには高級感があって使い込みたくなりますし、自信を持って「愛機」と呼べるこのカメラに出会えて本当によかった。
ただ、それと同時に、はじめてのカメラがOM-D EM10でよかったな、とも強く感じるんです。
そこでこの記事では、改めて感じるOM-D EM10の魅力を挙げてみたいと思います。
※本記事の意図は、OM-D EM10とX-Pro1の比較ではありません。かたやエントリーモデルとはいえ2017年製、かたやフラッグシップ機とはいえ2012年製の初号機ですし、センサーサイズも異なるので比較は意味をなさないと考えています
手ブレ補正はやっぱり強い
センサーが小さくなるほど受光量が減るため、暗所での撮影は苦手と言われるマイクロフォーサーズ機。
OM-D EM10はこれを克服するための強力な手ブレ補正機構を持っています。手ブレ補正のおかげで暗所でもISOを上げすぎずに撮影できるのは、本当に便利でした。
ミドルクラスのEM5や、フラッグシップのEM1はさらに上の手ブレ補正を積んでいるようですが、それでもエントリーモデルの機種でここまでしっかりとした手ブレ補正機構を搭載してくれているのは本当に嬉しいことです。
AFも速くて正確だし、とにかくパッと構えてシャッターボタンを押せば綺麗に写してくれるカメラでした。
軽くて小さい!
OM-D EM10は、その小ささと軽さも魅力です。
軍艦部がプラスチック製でややチープさはあるものの、1日首から下げていても疲れないあの軽さはやはり正義ではないでしょうか。
フィルム時代からコンパクトなレンズ設計に拘ってきたオリンパスなだけあり、ボディのみでなくレンズも小口径で軽いのはとてもありがたく、魅力的です。
操作がシンプルで、心地よい。
説明書を読まずとも、ボタンを触っていればひととおりの操作がわかるシンプルさがとてもいいです。
また、ダイアルのクリック感やシャッターフィールなどがエントリーモデルだからといって妥協されてはおらず、心地よさを感じさせてくれる点も素晴らしい。
X-pro1の「カシャッ」という重めのシャッター音も好きですが、OM-Dの軽くて滑らかなシャッター音も好きでした。
カメラで撮る楽しさをしっかりと教えてくれる名機だと思います。
たくさん写真を撮りました。
はじめてのカメラがOM-Dだったからこそ、カメラで写真を撮る楽しさを知ることができ、さらにステップアップしたいという欲が生まれたのだと思います。
OM-D EM10 mark3、とってもいいカメラです。