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『ミステリーを科学したら』

リアリティにこだわっていたら、面白いミステリーは書けない。

著者の言葉に、私は勇気づけられました。

医学博士であり、ミステリー作家でもある由良三郎さんの著作。

ミステリー作家とそれを志す人にぜひ読んでもらいたい本です。
特にリアリティに拘ってトリックを諦めたことのある人に。

突飛すぎてボツにしたトリックはたくさんあります。もう一度、見直してみようと思いました。

なお、とても古い本なので、当然ですが医学や科学は進歩していますから、そのつもりでどうぞ。

それでも面白いですよ。

解説は島田荘司さんが書いています。

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