箱根駅伝予選で目撃した痛切なドラマ!
テレビでドジャースvsメッツ戦が終わったら、箱根駅伝予選が始まるところでした。 『俺たちの箱根駅伝』が素晴らしくて来年一月は絶対観戦しようと思ってましたが、予選が今日だったのですね。
これは観ておかないと。
小説の主人公が所属する関東学生連合はどうなっているのだろうとドキドキします。
※Xで教えてもらったのですが、連合チームはこの予選の結果で選抜されるのでした。にわかファンなので……
小説の通り、立川でスタートです。
実況中継のカメラワークやアナウンサーの紹介するエピソード、沿道の応援団の様子など、とても身近に感じます。
これも『俺たちの箱根駅伝』のおかげです。
そして……
大勢の選手が駆け込むゴール直前、一人の選手が倒れてしまいます。
東海大学の選手でした。藻掻くように手足を動かしますが立ち上がれません。熱中症のように見えました。
彼は東海大の10人目でした(皮肉なことに10人がゴールしないと、東海大学のタイムは確定しないのです)。
倒れている横を次々に他大学の選手が走り抜けていきました。次々に各大学の予選タイムが確定し、本戦出場を決めていきます。
一月の本戦出場枠は、もう数枠しか残されていません。
そのとき、彼は何を思っていたのでしょう。
チームのために必死で立ち上がろうとしたのに違いありません。ゴールしなければと動かない身体を呪ったのではないでしょうか。
結局、棄権が決まって彼は車椅子で運ばれていきました。
どれほど無念だったことか。
多くは語れません。彼の今後の活躍を祈ります。
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