『サマスペ!』創作の舞台裏⑫ ルフィのこと その2
小説を執筆していると、作り話としか思えない偶然に驚くことがあります。
【サマスペ!⑫】で、太宰府から桜島を目指して歩く一行は、地震被害のあった熊本県を訪れます。
そこで県庁前に建っていた『ルフィ像』に出会います。悠介は子どもの頃のヒーロー、ルフィが熊本の復興支援に尽力していることに胸を打たれます。
この回を読んだある人からコメントをもらいました。
それが
私の大学時代の後輩だったのです。なんと40年ぶりです。
卒業してから会っていませんでしたが、彼はただの後輩ではなく
『サマスペ!』のモデルになった合宿を一緒に歩いています。
それだけでも感激なのですが、さらにびっくりしました。
なんと、
彼の会社が『ルフィ(と麦藁の一味)像』を制作していたのです。
思わず「ええええ!!」と声が出ました。
彼の名前は竹中伸行さん。富山県高岡市にある株式会社竹中銅器の代表取締役社長です。
その後、noteのコメントやメールで近況を伝え合い、近くお会いすることになりました。
・私が小説を書いていること
・学生時代の合宿を題材にしたこと
・noteというweb小説に連載したこと
・小説の中にルフィ像を登場させたこと
それがこの出会いに繋がりました。
もちろん竹中さんの会社が素晴らしい会社で、ルフィ像制作を手がけたことも、です。
人生は面白いものです。
シンクロニシティとは「意味のある偶然」という意味で、私の好きな言葉です。
今回のシンクロニシティも大事にしたいと思います。
竹中銅器のHPはこちらからどうぞ。
実際の小説と、ルフィ像のことを書いた記事をリンクしておきます。