最後の一社が出版契約!
『ハリー・ポッター誕生』 J・K・ローリングの半生
説明の必要もないシリーズです。私も大人なのに夢中になって読みました。(良い小説は年齢関係なく良いのです)
それから随分経って、あのハーマイオニー・グレンジャーを演じたエマ・ワトソンがディズニー『美女と野獣』にさっそうと登場したときは、とても嬉しかったのを思い出します。
『ハリー・ポッター誕生』という本が出版された時点で、この愛すべきシリーズは約60の言語で2億5000万部以上読まれていたそうです。
この小説は作者のJ・K・ローリングがどのような人でいかにしてハリー・ポッターに出会い、伝説のシリーズを世に出して、自分も大作家になったかを書いています。
昔のハリー・ポッターを読んだ頃のことや、映画のことなどを思い出して、とても興味深く、楽しい読書でした。
ハリー・ポッターのファンの方は一読をお薦めします。
創作のヒントにもなります。
生活保護を受けながら、乳飲み子を横に置いて喫茶店で書いた『ハリー・ポッターと賢者の石』。
私がもっとも驚いたのは、このデビュー作を
なんと12の出版社が断って最後の一社が契約したということです。
もし全部の出版社が断っていたら、私はハリー・ポッターに会えなかったかもしれないと思うと、人生や運命とは不思議なものだと思います。