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エンセキシェルターは、よく入る隠れ家です。

お魚の隠れ家を探してて、エンセキシェルターを検討したものの

・ちゃんと入ってくれるのか
・お魚にどんな効果があるのか

このようなことが気になってしまうのでは、と思います。

黒くて汚れが目立ちにくいから人気、というわなけではなく、お魚が入ってくれやすい隠れ家だからですよ。
隠れたお魚も、うれしい効果を実感していることでしょう。

本記事では、エンセキシェルターにお魚が入ってくれやすい理由とお魚にもたらす効果を解説いたします。

エンセキシェルターとは

水質(PH、硬度)を変化させないセラミック製のシェルター(隠れ家 )です。

セラミックは、濾過材として使われる素材のひとつ。バクテリアが定着しやすい多孔質な構造をしているからです。

表面がザラザラしているため、バイオフィルム(バクテリアの住処)がくっつきやすいです。
すべすべしていないから、ウイローモスなどコケ系の水草を活着させることもできますよ。

エンセキシェルターにお魚が入ってくれやすい理由

・シェルターの中が暗いと、お魚は隠れる

エンセキシェルターは、内側も黒いから内部も暗くなります。
お魚は暗い場所に隠れて、自己防衛をするのですよ。

なぜかというと、お魚は暗い場所からだと明るい場所がよく見えるからです。

言い換えれば、明るい場所からは暗い場所が見えない、ということになりますよね。
これは、わたしたち人間も同じかなと思います。部屋が明るくても外が暗ければ、表(おもて)の様子は見づらいですよね。

たとえば、水族館は館内通路を薄暗くして、水槽をパッと明るくライティングしています。明るいお部屋(水槽)に居る魚たちからは、外の様子は暗くてよく見せません。
水族館の暗闇空間的な雰囲気は、お魚たちにストレスを与えない配慮でもあるのですよ。

お魚は暗い場所に隠れて自己防衛をします。
エンセキシェルターは、内側も黒いから内部も暗くなり隠れ家に

エンセキシェルターは、お魚のストレスを軽減する

お魚は元気がないとき、体色が薄くなります。

お店のネオンテトラは、入荷直後は青のラインがぼけたような冴えない発色をしています。植栽してある水草にフルメンバーで隠れてしまうのですよ。

もし、群れから外れているお魚がいたら、体色は薄くなっていないか確認しましょう。

いじめられて、ストレスを受けているお魚は、体色が薄くなります。エンセキシェルターを入れてあげれば、ストレスを減らせますよ。

気の弱い子たちは、エンセキシェルターをよりどころにするからです。

強い子たちのテリトリーも水槽内に用意できるほうが、いじめをグンと軽減できるので水草も多めに植えてあげましょう。

水草一帯をボス(強い子)のテリトリーにさせて、弱い子のよりどころをエンセキシェルターになれば大成功です。

群れから外れて、体色も薄くなっているお魚がいたらエンセキシェルターを設置してみてください。

まとめ

お魚は暗い場所に隠れて自己防衛をします。エンセキシェルターは、内側も黒いから内部も暗くなります。
安心して隠れられる場所となるはずでしょう。

エンセキシェルターを設置して、いじめられっ子といじめっ子で、住み分けさせます。
そうすることにより、お魚たちのストレスをやわらげることができますよ。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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