note始めました!という自己紹介
はじめましてのご挨拶
皆様こんにちは!しがない文字書き「りくとん」です。趣味はバンドとお絵かきと文字書き。文字を書き始めたのは中学生、ルーズリーフに手書きで小説を書き始めたのが最初だったでしょうか?
小説と言ってもやはり体験したことしか書けないタイプで、ほぼほぼエッセイのようだったその小説。でも友達からもらえる反応が嬉しくて、一心不乱に書いていたのを思い出します。懐かしいですね。
保有資格とか受けた研修とかそういうもの
保有資格:精神保健福祉士、社会福祉主事、認定心理士。カリフォルニア州「ヴィレッジ ISA プログラム」修了。JHC板橋会ピアカウンセリングセミナー修了。保険請求事務検定・介護報酬事務技能検定・調剤報酬事務技能検定試験合格(いずれも日本医療事務協会による)
私にとって文字を書くということ
私にとって「文字を書く」ということは、「外在化」することです。外在化とは、自分が抱える問題、悩み、状況を一旦頭の外に置く行為。自分から切り離して外に置き、冷静に対処するべきことを客観視する為の「システム」です。その外在化が、誰かの、何かの助けになればそれほど幸せなことはありません。
私を語るということ
noteを始めるにあたり、私の今までの「体験」をまずは記していこうと思っています。(もう一部は書いていますけど)
例えば今後私が「こういう時はこんなふうに考えるといいよ!」と認知療法的な話をしたところで、「他人事だからそんなふうに言えるんだ」と思われることを、私は精神保健福祉士として勤めた時の経験として知っています。
ワーカーとして働く上で、「私の体験」を詳しく話すことはできません。患者さんに余計な負荷をかけることもありますし、「患者さんのリカバリ」を「私のリカバリ」にすげかえてしまう可能性もあるからです。
でも、noteであれば話は別。「知りたい人」が読めば良いのです。「私の人となり」を知った上で私の言葉を読みたい人が、私の体験を読んでくれれば良いと思っています。
私の略歴
両親、両家の不仲に充てられ、いつの間にか解離性人格障害になっていましたが、18歳までは特筆する症状もなく過ごしてきました。
18歳ごろ、「親との関係性を見直した方が良い」と思い心理学を学べる大学へ。精神衛生領域に進んで行こうと志します。
精神病理を学んでいた20歳ごろ。友人2人を立て続けに自死で見送り、さらに大学駅で飛び込み自死を目撃してしまい、外的ストレスが重なりうつ病を発症。同時に、自分の幼少期から付き合ってきた精神状態が『解離』と呼ばれるものであったことを知りました。
うつ治療を進める中、自死念慮、衝動的な攻撃欲求などそれまでできていたはずの感情コントロールが難しくなり、私は衝動的に家を飛び出してしまう家出少女状態に。
でもその時に、「これだけ家を飛び出していくのは独り立ちした方が自分の精神衛生に良いということなのでは」と考えるようになりました。
大学を出て精神保健福祉士を取得。親からは「就職は家から通える範囲にしてほしい」と言われていましたが、独り立ちをするんだと単身県外の精神科クリニックに乗り込んだのでした。
私の職歴
ありがたいことに、仕事を始めてから症状は一年も経たずに軽快しました。仕事で役割を持てたこと、自分の責任で生活を行えること、それが私の自己肯定感を少しずつ回復させたのです。
精神保健福祉士としては、まず6年ほどパンを焼きました。『パン?』とお思いの方もいるでしょうが、就労支援員として利用者さんの職業適正を見たり「どんな職場なら一般就労できそうかなー」とアセスメントする仕事です。
また、利用者さんの困りごとに合わせて公的サービスの申請をしたり、障害支援サービスを組み立てたりする相談員業務も兼任しています。朝早い仕事でしたが、やりがい以上に学びの多い職場でした。
その事業所では7年籍を置いたことになりますが、結婚して育休をとっていたタイミングで事業縮小が決まり、「引継ぎいらない人が転職した方が事業所も楽ちんよねー」と遅めの寿退社をしたのでした。
転職後のパワハラ被害
子育てをする為にもっと働きやすい職場をと、私は残業が少ない「精神科病院」の地域連携室を転職先に選びました。しかしそこは、課長が部長の失脚を狙い部下をパワハラで締め上げるブラック病院。私の前に何人ものナースや事務員が、その課長の嫌がらせで辞めていたことを知るのです。
勤務時間、手当、ボーナス、部長の人柄など何1つ申し分ないのに、課長の機嫌を取るだけで精神が磨耗していく環境にうつ病が再発。休職期間3ヶ月をもらったものの、どうしてもその課長に会える気がせずそのまま精神保健福祉士としての道を諦めたのでした。
私の現在とこれから
今私は、主人の経営する小売店でパートとして勤務中です。小売店で出会うお客様の中には、「元患者さん」もいらっしゃいます。そう言った方と「最近どう?」「また話そうね」と雑談を交わしながら、時々困りごとを聞く生活を送っています。
精神保健福祉士として「雇われる」ことはその「問題課長」がエリアで活動している限り出来ません。でも、私の経験をお話しすることで、誰かの、なにかの助けになれるなら幸いです。