りくとん@PSWなママライター

8歳児の母(38)。精神保健福祉士として8年勤務も上司のパワハラの為リタイア。せっかく取った資格だし、その頃の経験やワーカー知識を書いていきます。 自身は幼少期の家庭環境から20歳でうつ病に。解離性人格障害併発(発症時期不明)。24歳うつ寛解。解離とはうまく付き合うこの頃です。

りくとん@PSWなママライター

8歳児の母(38)。精神保健福祉士として8年勤務も上司のパワハラの為リタイア。せっかく取った資格だし、その頃の経験やワーカー知識を書いていきます。 自身は幼少期の家庭環境から20歳でうつ病に。解離性人格障害併発(発症時期不明)。24歳うつ寛解。解離とはうまく付き合うこの頃です。

マガジン

  • 私自身が人として思うこと

  • PSWの福祉コラム

    精神保健福祉士として働いてきた私「りくとん」が、自身の体験や経験事例を元に「福祉サービスについて時にヘビーに時に気楽にお話しします。※経験事例に関しては個人の特定ができないよう、最低限の情報以外は架空のものを混ぜて説明しております

  • りくとんちの家族エッセイ

    我が家の家族運営に関するエッセイや、日記的なものです。子育てネタ、夫婦円満でいる秘訣、我が家の病気ネタなど、家族運営に関する小ネタをこちらで提供していきます。

  • 人の形を手に入れるまで

    解離性人格障害を拗らせた私。自己意識は外殻のように膨らんで音は遠く、見える世界はプールの底から見る揺らいだ湖面のようだった。これは、境目を見失った私が人としての外殻を取り戻すまでを綴るエッセイ集です。

  • 『詩歌』

    詩とも言えない、小説とも言えない、空気をただ文字に落とし込んだような散文集

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人の形を手に入れるまで:0

世の中の人が感じる「喜び」や「怒り」。それらを実感として感じられずに過ごした20余年の人生。 大学生のころ、乖離性人格障害とうつ病と診断され、初めて「今まで感じたすべての世界がプールの底から眺めるようなものだった」ことを知りました。 「人の形を手に入れるまで」 これは、私がどうして「乖離」という自己防衛に至ったのか、何をきっかけに欝になってしまったのか、その後の現実を生きるため身の回りの環境をどのように処理していったのか、などを半小説、半エッセイとして書き綴るものです。

    • 障害を個性と宣う世界に思うこと

      こんばんは、りくとんです。かなりお久しぶりの投稿となりましたが生きております。(文字書きとしては死んでいますが… さてさて早速ですが、表題の『障害を個性と宣う(のたまう)世界に思うこと』であります。 結論から申します。 私は障害は個性であると考えています。ただし! ただし、強く言いたいのは、一般的に言う個性…もっと言えば発達障害におけるギフテッドのような…の捉え方に関しては明確に異を唱えているということ。 今回は、『私ねぇ、そういった思考を巡らせたよ』と言うことの覚書と

      • 我が子に送るギフト

        名前が親から子供に送る最初のプレゼントだとしたら、それが子供の生きる枷になってはならない。そう思いながら名付けた娘の名前は、親の願いが見えない名前になった。どうかあの子がその名前に込められた意味や意図を知った時、その思いを受け入れてくれるようにと願っている。 5年前に我が子は生まれた。エコー検査で女の子だろうと言われたまま、その子は女の子の姿をしていた。スピード安産で生まれたその子は、産声を一度あげたあと目を見開いてまじまじと外の世界を見ていた。生まれてすぐの分娩室での写真

        • 名付ける愛、名付けない愛。

          『名前は、親が子供に最初にくれるプレゼントである』…そう言われている。 私の名前はというと、平凡で、可もなく不可もなく、目立ったところもない名前だ。その時期に流行った女の子の名前ランキングに入るくらい、普通の名前。ただ、秋生まれなのに「雪」という漢字が使われていて、それくらいが『普通』じゃないところだった。 『あなたの名前は漫画からつけられたのよ』と、漫画嫌いの母は言った。父が好きな漫画のヒロインからもらったのだと。 父は言った。『いや、わしの好きなヒロインは報われなか

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          シェアしてほしい!大分県、民間から始まる対コロナの経済的取り組み

          このnoteは、私の同級生が民間から始めた『大分県の飲食店を応援する』活動を拡散を通じて応援するものです。 普段noteでは、拡散して!とか、いいねつけて!とか言わないし、ひっそりと書いているのですが、今回ばかりは少しでも多くの人の目に留まってほしい。 活動に「ほう!」と思ったら、是非お持ちのSNSでのシェアをお願いします。 私がもともと住んでいた大分県。今回のコロナの影響で、数ある飲食店が大打撃を受けています。 大分といえば、別府の温泉を思い浮かべる方も多いと思いま

          シェアしてほしい!大分県、民間から始まる対コロナの経済的取り組み

          コロナに対して思うことその2、花粉症編

          今日も今日とて、仕事中に咳が出てはお客様から距離をとられました、りくとんです。別にお客様と仲良く近しくお話ししたいわけじゃないし、お客様から家で寝てろと怒られたわけでもないからかいいんですけどね! さて、今回はコロナとほぼほぼ症状が同じって事で花粉症について話します。 花粉症の症状について国民病とも言われる花粉症。杉の奴ら今日も元気ですね!杉の飛散が早めに始まるここ九州でも、まだまだ目鼻くしゅくしゅな状態。東京とか東北とかにお住まいの皆様、奴らまだしばらく頑張る気でいます

          コロナに対して思うことその2、花粉症編

          コロナに対して思うことその1、マスク編。

          毎日毎日コロナコロナ、もう辟易しますねー。久々にnoteを開いたのは、あれやこれやと思うところが溜まってきたからです。 今日は、コンビニ店員であり、一児の母であり、元医療従事者であり、そんでバンドマンである自分が、ここ一ヶ月弱で思ったこと、見たこと、いろんなことを書き綴ります。 マスクの前に手を洗って。コンビニ店員としてのお話。少しずつ紙類の供給は戻ってきましたね。少しほっとしました。 でも、マスクの品薄は『なくなるよデマ』のせいではないので、いつ供給が元どおりになるか

          コロナに対して思うことその1、マスク編。

          希望を見せたいとき、相手に向かって左上を見よ:PSWの福祉コラム

          こんにちは、PSWライターのりくとんです。ご無沙汰しております。本業のコンビニ業務が忙しくってなかなかこちらに顔を出せませんでした。世間はクリスマスですね。クリスマスには鮭を食え!って去年の戦隊モノの敵キャラが言い続け、今年はなんとイオングループがサーモンクリスマスを推してきました。言い続けることの大切さを感じるクリスマスです。 さて、今回のコラムは心理学的なおはなし。PSWとして利用者さんと話していると、「これから頑張ろうね!」と話しているのにネガティブ思考が抜けない人が

          希望を見せたいとき、相手に向かって左上を見よ:PSWの福祉コラム

          ここのところのDIY:りくとんちの家族エッセイ

          こんばんは、りくとんです。ご無沙汰しております。 先日思い立って、9月ごろに祭りでお迎えした金魚たちのお家を改造しておりました。 元々の様子がこちら。 今回の改造は、アクアポニクスです。もともと室内で料理用のハーブを作りたいなぁと思っていたところでした。ただ、専用のアクアポニクス水槽は高く、手を出せずにいたんです…で、私考えつきました。 無ければ作ればいいんじゃん、と。 さてさて、では始めていきましょう。せっかくだからお洒落な感じにしたい。と言うことで、アクリル板を

          ここのところのDIY:りくとんちの家族エッセイ

          楽ちんご飯を作りたい:りくとんの家族エッセイ

          こんにちは、りくとんです。本日は趣向を変えて、我が家のご飯編です。 我が家では、1か月〜2か月に一度娘とコストコに出かけます。おもちゃを見たり、家事楽家電を見たり、そりゃもうその日は湯水のようにお金を使います。(その分他の買い物行かなくて済むんで安いもんです。) で、先日の購入した鮭がまぁ、美味しいんですが塩っぱい。鮭の燻製ハラス。美味しいんです。ほぐしてご飯といただけばどこまででもご飯が食べられる。 ただ、さすがにコストコパック全てを焼魚として食べるのは至難の技で、ち

          楽ちんご飯を作りたい:りくとんの家族エッセイ

          気がついたら1日が終わっていた

          気がついたら1日が終わっていた

          先日夫が、車に傷が入る程度の軽い事故をしました。昨日、私も釘を踏んでタイヤをパンクさせました。今日、猫が何度も吐いて病院に連れて行きました。なんだかんだありますが、誰も死なず、誰も大怪我せず、生きています。良きことです。お金は飛ぶけど。

          先日夫が、車に傷が入る程度の軽い事故をしました。昨日、私も釘を踏んでタイヤをパンクさせました。今日、猫が何度も吐いて病院に連れて行きました。なんだかんだありますが、誰も死なず、誰も大怪我せず、生きています。良きことです。お金は飛ぶけど。

          育児を楽に。気も楽に。:りくとんの家族エッセイ

          こんにちは、りくとんです。今回は、あまり知られていない育児お役立ちアプリについて触れてみたいと思います。私自身めちゃくちゃ活用しているし、本当にコレがなければ煮詰まっていただろうと思う神アプリ。向き不向きあると思いますが、ご紹介していきます。 私の育児の悩みまず初めに、私にとっての育児の悩み。それは、主人の育児分野での協力が得られないことです。(協力する気がないと言う意味ではなくて、実際のスケジュール的に無理な相談であると言う意味です。) 原則として、子供を主人が見る間に

          育児を楽に。気も楽に。:りくとんの家族エッセイ

          大きな虹がかかっていました。私の主観ではいつまでも虹の下はくぐれないけど、私のずっと後ろから見れば虹をくぐる人になってるんだろうな。見てるとは限らないけど。

          大きな虹がかかっていました。私の主観ではいつまでも虹の下はくぐれないけど、私のずっと後ろから見れば虹をくぐる人になってるんだろうな。見てるとは限らないけど。

          今書いてるのは、『子育てにオススメのアプリ』の話。赤ちゃん用ハーネスなども賛否両論ありますが、子育てを便利にするツールは誰の評価関係なく自分の評価で使うものだと思います。

          今書いてるのは、『子育てにオススメのアプリ』の話。赤ちゃん用ハーネスなども賛否両論ありますが、子育てを便利にするツールは誰の評価関係なく自分の評価で使うものだと思います。

          先日母と昔話をした。情報系の高校に行きたいってのをめちゃくちゃに反対された話でしてね。彼女、「ね、あの時お母さん反対したの間違ってなかったでしょ」って言ったのね。そう。結果はそう。でもそう言うことじゃない、あなたのセリフではないと思いつつ「そうね」と言った。人の本質は変われない。

          先日母と昔話をした。情報系の高校に行きたいってのをめちゃくちゃに反対された話でしてね。彼女、「ね、あの時お母さん反対したの間違ってなかったでしょ」って言ったのね。そう。結果はそう。でもそう言うことじゃない、あなたのセリフではないと思いつつ「そうね」と言った。人の本質は変われない。