週5日の練習がキツくなった話 変化を受け容れて身体と気持ちの調整をする話
先週は週5日の練習にプロレス他の仕事にとがっちり活動したら、週末に身体がしんどく今週月曜日も回復しているとは言えない状態でした。日曜日もセコンドにキムドンヒョンさんのYouTube撮影と活動していたのもあるかとは思うのですが、週5日のがっちり練習に身体が厳しくなってきているのを感じます。
気持ちはまだまだできると思うし、やらなくてはいけないと思うものですが、踏ん張ろうとする気持ちは大事だと思うけれど、身体の変化を受け容れて調整していくのが競技生活はもちろんのこと、今後生きていく上で大事になってくるのではないかと考えていました。
今の僕は格闘技の練習やコンディショニングは優先順位の一番上には置いているけれど、格闘技以外の仕事や生活の中でのさまざまな営みがあって、その中でバランスをとって活動していくことが大事なような気がしています。身の回りに起こること、自分自身の身体の変化、社会で起きていることのバランスをとって生きていく中で、社会の営みというのはよく出来ていて、無駄なことがあるようで洗練されていて無駄がないのだと感じています。年齢を重ねたらわかってくるものがあることに気がつきました。まあそれはそれとして。
肉体的に衰えてきているからといって、男性ホルモン(もちろんドーピング)を補充して、回復力を若い選手と同じようにしようとは思いません。何故ならそれは物事の先送りであって、その年齢で必要な学んでおくべき事柄を学ばずに年を重ねることは僕にはマイナスに感じるからです。
その時間、その場所で全力で取り組んで学んでおくことが何より大事だと僕は考えています。20代に貪欲に勝利やカネを追い求めたとき、30代で衰えとそこからくる恐怖に抗いながらもなんとか踏みとどまって闘うとき、そして今は変化を恐れずに場所や役柄を変えたり、ときに辞める決断をするときとそのときその場所で大事な学んでおくべきことがあると思っています。
僕の仕事は自分の肉体と日々向き合い、その中で闘うことを通じて表現していく仕事です。今、僕が社会に対して伝えるべきメッセージは同世代に対して、今までのど真ん中の仕事から後援する仕事になったり、売上は今までのように上がらなくなったけれど、変化をつけてそれなりに運営していったり、右肩上がりでなくなることを自然の摂理だと思って、受け容れて闘っていくことだと考えています。身体と気持ちの調整が出来ず、衰えがあるにも関わらず、気持ちで頑張ってしまうから身体を壊すし、精神を壊してしまうように思っていて、ここで僕のような生きることで表現して生きていく人間が変化を受け容れて生きていくメッセージを伝えることは有益だと思っています。
青木真也が何を考えて、生きる中で何を表現しようとしているかを眺めて頂けたら嬉しく思います。もしも青木真也を見ている方、御自身の生きる上での何かになれたのであれば、これ以上嬉しいことはないです。
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