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「DWCS S08 Ep05」岩崎大河さん敗戦から見る日本人中量級以上のキャリア

UFCの実質的なトライアウト大会であるDWCS。日本では格闘技マニアのマニアにしか注目されていないのですが、日本人選手で知っている選手が出ると見ようとなるのは不思議なところです。DWCSはフィニッシュ勝利でUFC契約の可能性が高いので、試合も好戦的になる上にUFC契約の緊張感と期待感で観る側も乗れるのはいいシステムだと思いました。

今週の「DWCS S08 Ep05」に日本からミドル級で岩崎大河さんが出場していました。結果は3ラウンドノックアウト負けでUFC契約ならずだったのですが、日本人の置かれる状況がよくわかる意味でも学びの多い試合だと思ったので、青木真也の見解を記していきます。ちなみに岩崎大河さんの対戦相手はノックアウト勝利にも関わらずUFC契約ならずだったようで、そうなると評価対象となっていないとなると敗戦以上に辛い気もしますが、まあそれはそれとして。

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