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2023年12月の記事一覧
RIZIN.45 2023年大晦日 堀口恭司さん苦しんでフライ級王座戴冠&おれたちの皇治さん華々しいMMAデビューを飾るの巻
今年もやってきました。RIZIN大晦日大会。「集結セヨ」かどうかはわかりませんが、さいたまスーパーアリーナからお送りいたします。アクセスを考えるとさいたまアリーナはやっぱり遠いです。
今年はセコンドとして現場取材込みの充実の内容でお送りいたします。青木真也にしか書けない視点から、青木真也にしか体験できないところまで追加されて、無双の記事クオリティになっております。今年の最後も一つよろしくお願いし
2023年を振り返る 試合依存からの脱却ができた転換の年 よりシンプルにより無駄がなく
2023年を振り返ろうと思っても、大晦日まで仕事で年明けに試合が控えているのもあって、振り返る暇があるのであれば目の前のことを淡々とやっていかなければいけない状況ですが、2023年を区切りとして1年を振り返ることで見えてくるものがあると思うので、2023年感じた学びを総括していきます。
もっとみる自分のキャリアを最後に否定して終わりたくない話 自分だとすると怖くなりました。
年齢を重ねてキャリア終盤になってくると自分のキャリアを最後に否定して終わりたくないと強く思うようになります。終わりよければすべてよしではないですが、最後は互いに笑顔で感謝を述べて終われるのであればそれはそれで成功だったとさえ思えるところがあって、最後くらい気持ちよく終わりたいと思うものです。
もっとみる堀口恭司著「EASY FIGHT」に学ぶ「思考停止能力」の大切さ 堀口さんをよく表している本
青木真也の試合まで、もうすぐ1ヶ月。何故闘うのか。
この時期になると「何故闘うのか」を考えることが増えるのですが、何故闘うのかと考えれば考えるほどに答えは出ないし、答えが出たとしても時間が経てばまた同じ問いが湧き出てくるのは、理由がないからなのと無理矢理にそれっぽい理由を導き出しているからだと思っています。
昨日、夕方から夜にかけて読み切った堀口恭司さんの著書「EASY FIGHT」で堀口恭司
ONE日本大会追加カード発表 今まで通り変わらずに青木真也をやる
ONE1月大会の追加カードが発表されていました。アーセン山本さんがTwitterトレンドに入ったのが色々物語っていると思うし、我々は真摯に受け止め考えたほうがいいと思いました。
平田樹さんと三浦彩佳さんが対戦するようで事情を知る一部の格オタ界隈がワイワイしていましたが、これは控え室などの水面下でやるから面白いんであって、内輪ネタを世間に問うても何にもならないような気がします。お前が言うか!ではあ
「日本の格闘技選手の価値はフォロワー数と比例する」論争の意味のなさ 自分の正義と目的を遂行すべし
何度目かの格闘技界隈で「日本の格闘技選手の価値はフォロワー数と比例する」論争(大沢ケンジさん命名)が巻き起こっていて、賃貸持ち家論争と同じくらい答えのない争いなのは目に見えている中で、みんなこぞって参戦するのは相当暇か自分が定まっていないかのどちらかだと思って眺めていました。プロ格闘技を芸事としてやっている人がこの手の話題で嘆いたらおしまいだと思うんですが、結構な方々が嘆いていて心配になります。
量から質への転換 ベテラン選手は調子がいいときにケガをする話
今週は思った以上に調子が良かったのですが、調子が良すぎてアクセルを踏みすぎたのか、木曜日と金曜日に腰と背中を傷めてしまって(週末休めばいい程度なので心配なく)、若い頃のアクセル全開ではなく、今はブレーキが大切になっているのを痛感しました。
もっとみる試合に向けて調子が上向きに コクのある格闘技とは何か
木曜日の練習を練馬で終えて、八重洲まで献血に出て、そのまま夜の会食までの空いた時間をコンビニのイートインスペースで記事を書いています。今日の練習の手応えを感じていて、その手応えの理由までも自分でわかっているので、試合まで練り上げていくだけです。MMAの面白いところはレスリング強化が打撃に効果が出たり、打撃がレスリングに出たりするところで、対処療法ではなく、結果としてバランスよく強化するしかないとこ
もっとみる格闘技の競技と発表会の話 切符で客として格闘技を見ると見えてくる
色々と気は進まなかったのですが、DEEPの中谷優我さんの試合をニューピアホールまで見に行ってきました。中谷優我さんの試合は塩試合とは言え無事に勝ってよかったです。試合後に師匠である塩明神宮田和幸さんに「こんな塩試合じゃ呼ばれないぞ」と有難いお言葉を頂いたそうですが、お前が言うか!と思わなくもなくもないし、そもそも切符を売る選手がお客さんの世界線では、切符を売らないから呼ばれないことはあっても塩試合
もっとみる街の将棋指しの投了と諦めない気持ち ※キャリアを重ねた人に読んでほしい記事
1月まで週5日の練習でやっていこうと考えて、練習での組技の比率を抑えて打撃を増すことで、組み合うコンタクトからくる負担を軽減して、やっていこうとの魂胆なのですが、思った以上に効果が出ていて「5日の練習をこなせる」のは試合に向けての好材料の一つです。
僕の体感と経験則ではあるのですが、消耗度合いが一番高いのは組技だと思います。10月のマイキームスメシ戦の前に週5日で組技の練習をしようと思ったら身体