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簿記3級って意外とむずかしい
こんにちは、あおです。
昨年知識ゼロの状態から簿記に挑戦し、日商簿記2級、全経簿記2級(商業・工業)取得しました。
簿記の中でも一般的に受験者が多いのは日商簿記。
今回は簿記3級を受ける方向けに記事を書いていきます。
逆に簿記3級を持っているという方も共感できる内容だと思います。
まず、
日商簿記3級の合格率40%前後と聞いてどう思いますか?
少し頑張ればいけそう!そんなに難易度が高くないから取れるんじゃない?
初めての資格勉強に簿記3級を選ぶ方も多いと思います。
ただ簿記2級まで取得した私からしても、簿記3級は意外と難しい!
ただ挑戦する価値はある!
暗記だけでは難しい
完全暗記で合格目指すというのは可能ではないですが、それは運頼みに近い勉強になります。
他の資格試験は暗記で何とかなることありますが、簿記は違います。
厳しい言い方になりますが暗記だけで取ったとしても単なるまぐれ。
まぐれでも資格取れればいいやって思っているならそれでもよしですが。
それで簿記3級合格後に2級を挑戦するのであれば、暗記だけを使った勉強では厳しい戦いになります。
簿記の仕組み、仕訳、基本的なルールを理解していないと問題を解くのは難しいです。
独特な専門用語がある
貸方、借方、勘定科目、貸借対照表、損益計算書、仕訳など聞きなれない用語がある。
私も最初のうちは貸借対照表、損益計算書がごっちゃになったりすぐに理解できなかったです。
仕訳では取引が生じたら右、左にどちらに仕訳けるのか決まったルールがあります。
資産が増えたら左(貸方)、減ったら右(借方)
費用が発生したら左(貸方)、収益が発生したら右(貸方) など
勘定科目を見てすぐ左、右と判断できるようになると合格に有利になります。
試験時間が足りない
テキスト一通りやったし、模擬試験解いてみるかと実際の試験時間内に問題を解いてみる。
やってみると時間が足りないです。
簿記3級は60分の試験。
模擬試験で時間内に解けても、実際の試験はプレッシャーや緊張で冷静に解けない可能性もある。
例えば精算表でも記入する欄が1個ずれていれば、書き直す必要もありそうなると時間のロスにもなります。
慎重に解いても時間が足りないし、急いで解いて焦っても良くない。
時間配分などバランスが難しい。
なので余裕を持って問題を解けるように何度も練習する必要があります。
ひねった問題が多い
日商簿記3級の試験ではテキスト通りの綺麗な問題が出てくることはあまりないです。
読解力を求めれれることが多く、ここでつまづく方は多い。
最初のうちは問題文読んでみてもどういう意味なのかすぐに出てこないことが多く、頭をフル回転させる。
会計なのに読解力?
初めて勉強する方は戸惑うこともありますが、単なる会計の資格ではないと感じました。
ただ簿記で読解力をアップさせることで他の資格勉強で少しでも有利になることもあります。
おわりに
はじめての資格に簿記をおすすめされることはいろんなサイトでも見かけますが、実際自分が勉強してみると意外と難しい。
勉強していたころは、本当に初めての資格におすすめ?なのかと疑問に思うほど。
沼にはまる人はずっと抜け出せないです。
それは簿記のルールの仕組みを理解してないだけなので、自分のペースで基礎から学ぶことが必要になってきます。
難しいからといってあきらめるのはもったいないです。
簿記3級取得でさまざまなメリットを感じることができるので、勉強法を間違えなければ合格に近づけるはず。
簿記3級を目指している方に言えることは、
簿記の基本的なルールは理解する。
何度もアウトプット(問題を解く)
が重要になってきます。
これからも資格勉強について発信していきたいと思っています。
勉強方法、経験談など参考になれば幸いです。