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小林一行『なぜ一流の男の腹は出ていないのか?』

あなたの腹はあなたの内面を映し出す。

私的要約

あなたの見た目の印象を大きく変える方法、それは腹を凹ませることだ。
企業や組織のトップに立つ人間は、自分の決断に確固たる自信を持ち、それを多くの部下に信じ込ませることができなければ務まらない。一流、エグゼクティブと呼ばれる人たちは、見た目を良くすることこそが、人を引っ張っていくための重要な要素であることを知っているのだ。引き締まった身体は自信を深める。そして、その自信によって醸し出される威厳や堂々とした態度は、人を惹きつける。腹を凹ませることができれば、会社の人間関係も良くなるし、仕事の成績も上がるのだ。そして、ビジネスパーソンとして、成功するための資質を手に入れることができる。もちろん、健康にもなるし、恋愛や家族など、人間関係もうまくいくようになる。つまり、人生そのものを変えることができるのだ。
ダイエットは『イベント』ではなく、『生活習慣』だと考えなければならない。ダイエットを『生活習慣』化するには、『腹を凹ませることで自分は何を手に入れたいのか』を明確にすることだ。そして、『できない自分を許す』ことも必要だ。ダイエットは続かなくて当たり前。小さな挫折は頻繁に訪れる。そのときに、『また明日からがんばれば良い』と考えることが大切なのだ。
何か大きなことを成し遂げた人物は皆、失敗を糧に成功をつかんでいる。ダイエットもビジネスも同じ。あきらめなければ必ず成功する。
腹を凹ませれば確実に人生は変わる。腹の凹んだ後の世界を、あなたにもぜひ見ていただきたい。

教育×読書

ダイエットもビジネスも同じ、そして勉強も同じ。あきらめなければ必ず成功する。
私たち塾講師としては、勉強は『イベント』ではなく、『生活習慣』だと考えたい。勉強を始めるのに、『よし!』とやる気を入れないと始められないのは、まだまだなのだ。
いかにやる気というエネルギーを使わずに勉強を日々こなせるようになるかが勝負の分かれ目であろう。(私は自分が受験生のときにそれができなかったのが悔やまれる。)
そのためには、『勉強をすることで自分は何を手に入れたいのか』を明確にするのがやはり重要である。そして勉強においても、小さな挫折が訪れたとき、『できない自分を許す』ことも大切なのであろう。最終ゴールとしては完璧を目指したいが、その途中、途中では幾度となく失敗や挫折を繰り返していくことになる。そこであきらめずに踏ん張れるかどうかが習慣化できるかどうかの分かれ目なのである。
勉強すれば、確実に人生は変わる。学びを積み上げた先の世界を、生徒たちにもぜひ見ていただきたい。それを応援し、引っ張っていくのが私たち塾講師の使命なのであろう。

私的感想

腹が凹めば人生が変わるというのは、身をもって感じる次第です。
私の人生を振り返ってみても、やはり仕事で昇進したり、何か成功をしたりするときには体重が減っている時期だし、結婚をしたのも体重が減っていた時期でした。
体調が良いのももちろんですが、やはり自信が違います。
逆に、体重が増えている時期というのは、何をやってもうまくいかない負のスパイラルにはまっているような気がします。(私の場合には、ここ数年では体重が増えていた時期に交通事故に巻き込まれ、もめました。)
『ダイエットはイベントではない』は名言だと思います。そして、『できない自分を許すことが大事』というのも忘れずに心に留めておけないと思います。悪い意味で、万年ダイエットという言葉がありますが、ダイエットを生活習慣だととらえるならば、万年ダイエットは当たり前ですね。何度も訪れる小さな挫折に負けず、習慣化していきます。

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