映画の感想 ルックバック(ネタバレあり)
初めましての方もそうでない方もこんにちは
映画の感想の記事になります。
ネタバレが含みますのでまだ観てない方は違う方の記事を見ることをお勧めします。
そして長いです。
映画ルックバックを観ました(ネタバレ)
映画館で観ていたらやばかった
周りにご迷惑かけるんじゃないかとくらいに涙脆いため…
原作コミック読んでいるので結末わかるから
途中からすでに号泣
藤野ちゃんと京本ちゃんが出会うシーンから涙とまらんのです。
藤野ちゃんと京本ちゃん…
藤野ちゃんの四コマ漫画面白すぎる
四コマのあの破壊力、京本ちゃんがファンになるのもわかる。
謎の隣のクラスの不登校生、京本ちゃんの画力に
藤野ちゃんは面食らうわけです。
そして同級生のひとことがとどめを刺します
私が一番上手いはずなのに…悔しいい!
誰もが創作とか音楽でもスポーツとかなんでもやっていると自分より上手い人がいると悔しい気持ちが芽生えライバル心を燃やしひたすら画力向上を目指すわけです。
短期間で向上するためにはやっぱり何かしら犠牲が伴うわけでございます。
娯楽とか友達との遊びを断りひたすら絵と向き合います。
友達から誘っても断られるし付き合い悪いよね、もうそろそろ絵を描くのやめたら?もう中学生になるんだよ?と友達や、絵を描いてどうするの?と姉などに藤野ちゃんは言われます。
つらっ!!辛っっ!!
その後6年生のある学級新聞の四コマで自分のと京本ちゃんの見比べて、あんなに頑張ったのに画力の差がまだあり
「や〜めた」と筆を置いてしまいます。
わがるわがるよぉぉぉと 突き付けられるの辛いよね!!
そして小学校卒業の日、先生からあるお願いをされるわけですね
京本の住所教えるから卒業証書を渡しに行ってくれないか
京本ちゃんの家にいくわけです。いよいよ対戦よろしくなわけです
玄関開けた時の美術背景すごくない???
反射とかめちゃくちゃ綺麗すぎて すごくない?!
背景美術集がでたら買いたい!
ルックバック作画もですけど美術背景も美麗!!
山形の自然とか美しい…
そして京本ちゃんの部屋らしきドアの周りにはスケッチブックの山
藤野ちゃんも買ってましたが絵を描いた人は殆どお世話になっているマルマン図案スケッチブック!
その山!藤野ちゃんもめちゃくちゃ描いてたけどそれ以上の山
藤野ちゃんのときもだけど(一体1日どれくらいかいてんだこれ…ゴクリ… )となりました
ふとみるとスケッチブックの上に学級新聞にのせるための白紙の四コマ原稿用紙を
藤野ちゃんはみつけ
物語のキーになる ある漫画 を気がついたら描いちゃうわけです
んで手が滑ってドアの隙間から京本ちゃんがいるであろう部屋に入っちゃうわけですね。
そこからは観た方はわかると思いますのであらすじはここまでにして…
藤野ちゃんが京本ちゃんに 藤野先生!!ファンですぅう!!サインください!
とドンぶくに描いてもらったり、絵が上手い敵わないとおもったライバルからの
賞賛の嵐を受けた藤野ちゃんの筆を置いてしまった絵の自信心がむくむくと戻っていく様は素晴らしい。
漫画もあの雨の中のステップダンスの見開きは素晴らしかった。
漫画賞とって街に行くシーンとか帰りの電車シーンとか
よがっだねぇええとまた涙
京本さんが自分の意思で絵の勉強するために大学行きたいから別々の道に歩むことになるシーン
藤野さんはせっかくここまできたのにと 他にも酷いことをいってしまうわけですね。
そして連載をとった藤野さんひたすら連載作品をかいているなかに
ある事件のニュースが流れます。
事件の場所は京本さんが通う大学でした…
漫画原作の読み切りルックバックが発表されたときは
あの悲しい事件京都アニメーション放火殺人事件が起きてまもない頃だったとおもいます。
なんで特に何かをしたわけでも悪さをしたわけでもない人、創作を一生懸命やっている人達がわけのわからない言いががりをつけれて殺されなければいけないのでしょうか…
ルックバックの京本さんも同じように無差別殺人に巻き込まれて亡くなってしまうのです。
途中で藤野さんが私が部屋から出したせいで…と後悔するシーン
辛い…
悪いのは事件を起こした犯人なんだよ!!ってなるけど
当事者だったらそう思ってしまうのかもしれない。
京本さんの「部屋からだしてくれてありがとう」っていっているシーンがあるから
改めて辛い
こんな時間軸があったかもしれないにも号泣
こうであって欲しいけどでも実際はやっぱり…京本さんはいないわけで
あんな別れ方したけど
京本さんにとって藤野さんは藤野先生で、でた漫画雑誌、でた単行本、そしてアンケートも推していたんだなっていうわかる描写に泣き
藤野さんは京本さんの部屋にあった出会った時と同じように白紙の四コマ漫画を
仕事部屋の真正面にはり
ひたすら漫画を描き続ける背中。
職人の背中が流れるわけですよ。
そこで物語がおわるのもいい!!
協力に絵を描いたりする人はお世話になったことがあるはず
出版マール社さんとスケッチブックマルマンさんと液タブワコムさん
大学は東北工科大学さん 入り口ちかくに池があったり綺麗なんですよね。行ったことあります
藤野さんの四コマがアニメーションで観れるとおもってなかったので嬉しい
好きな映画のひとつになりました。
そしてまた原作漫画を読みたくなる。
タツキ先生の読み切りすきなんですよね。
ルックバックもしかり特に好きなのは「姉の妹」
姉の妹はルックバックの礎になっているようなないような
姉の妹もまた絵に関する読み切りです。
未読の方お勧めです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
登場人物
・メイン
藤野
京本
・サブ
先生
姉
友達
担当編集
犯人