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満天の星に目が眩んだXIIX「So Many Stars」ツアー☆☆☆

XIIX(テントゥエンティ)のライブツアー「So Many Stars」10月24日@LINE CUBE SHIBUYAの感想です。

XIIXのライブは、常に新鮮な驚きに満ち溢れている。今回も予想を遥かに超えて来る最高のステージでした。


🌟全体の雑感

  • いいツアータイトルだなぁと思いました。響きも良いし、希望を感じるし、なんだか胸がときめくから。

    宏介の説明によれば、星は1個1個の距離が離れているけれど、遠くから見たらかっこいい1つの塊となっている。XIIXの曲は個性豊かだが、その時々の選曲でかっこいい1つのライブを作り上げる、という意味で付けたそう。(ざっくりです)

    理由を聞いたらますますいいタイトル。結成から5年が経ち、セットリストに幅が出ましたが、持ち曲が潤沢というほどではありません。
    でも、アレンジやセトリによって毎回ライブの印象がガラリと変わるのがXIIX。今日も、想像もできなかったパートがあって大感動しました。

    いつも思うけど、流れが心地良いんだよな。曲順がどうという単純な話ではなく、空気を作ることに長けている。それはやっぱり、音楽を熟知したベテラン集団だからだろうなぁ。XIIXのライブが素晴らしい理由のひとつ。お世辞抜きで毎回最高が更新されていくし、ライブ後の幸せ具合が半端なくて、帰り道はいつもずっと笑顔が止まらない。

  • XIIXの歌詞は、光を想起するワードがよく登場する。抽象的な光も、自然の風景も。

    曙空、夕映え、Light &Shadow、Regulus、アカシの「ただ一筋の透明な光」、あれの「星に願い」、Answer5の「星がある環状線」、おもちゃの街の「星屑の砂場」、ALL Lightの「スターライト/ムーンライト/サンライト」、月と蝶の「赤い月明かり」、ハロウィンの「下弦の月」などなど。

    宏介は、物事の光と闇の両面をバランス良く見つめている人だと思うので、だからこそ光の表現から強く伝わってくるものがあるなぁと思う。人当たりが良く人格者な半面、人間の闇の部分も隠さない人だと思うので。
    すってぃは天然で光の人かな。眩しい。そんな2人のバランスがナイスなXIIXですね。

    そして、XIIXの音楽はたくさんの人を照らす光だなとも思います。色んな音楽を好みますが、XIIXは私の「So Many Stars」のうち、間違いなくレグルス(1等星)だよ。

  • サポートは、いつメンの健太さん(ピアノ)、粂さん(ギター)、岡本啓ちゃん(ドラム)。健太さんで嬉しい。他の会場で、ピアノは別の方が担当されたとすってぃのXで見ていたので、今ツアーは健太さんじゃないのかな?と思っていた。2人と古い付き合いの健太さんだし、やっぱり今日も健太さんのピアノは最強でした。(他の方が嫌だという意味ではないです、悪しからず。)

  • 粂さん、これまでは「まだちょっと遠慮があるのでは?」と感じていたのですが、もはや完全に水を得た魚のように生き生きとしていました。笑顔がたくさん見られて、めっちゃ輝いていて素敵だった。そんなリラックスしたお姿は初めて見た。

    ギターソロだったかメンバー紹介だったか記憶が曖昧ですが、床に寝転がって弾いていたの初めて見た、プチ衝撃(笑) 今までのイメージは「いぶし銀」だったのですが、「やんちゃ」が加わったw
    おもむろにメガネを外して機材の上に置き、ニコニコしながら弾くシーンも。とても楽しそう。

    ギタリスト好きなので、粂さんもけっこう注目して見ちゃう。「粂さんのギターソロ、来るぅ〜!!!」って期待しながら待ってる自分がいます。

  • 突如ギター2人体制になった時は大変驚きました。宏介は自分が引き倒したい人かと思っていた。
    でもよくよく考えたらその欲求はユニゾンで十分すぎるほど満たされているだろうし、ユニゾンでは昇華されない自身の音楽をやりたいなら、ギタープレイヤーとしての自分にこだわらなくても良い。XIIXというバンドの利を考えたら自然の流れだったんだなと今さら思う。

  • 座席が9列目のほぼセンターでした。すってぃと粂さんの間ぐらい。SK時代からライブへ行っているけれど、ワンマンの東京会場(最も倍率が高い)において、これほど番号が良かったことはない。
    コロナで客が少ない頃、イベントの立ち位置指定で前になったことはあったけれど。3人が中央に出て来てくれた時の近さ(公式Xの右下写真)や熱量に、全俺が感涙した(涙)

  • すってぃのグリーンのパンツが、五弦ベースのカラーリングとマッチしていて可愛かったな!

🌟ライブの感想

  • 出囃子は、多分今まで聞いたことのないものでした。ピアノが煌めいていて「So Many Stars」というタイトルにぴったりだなぁとうっとり聞き入る。プラネタリウムのBGMになりそう。満点の星空から星がキラキラ降って来そうな、健太さん大活躍の予感。

  • 1曲目は何だろうとワクワク待ち構えていたら、「E△7」のサビ始まりだった。おお。その後にすぐ「XIIXです、よろしく!」って言ってた、なんだか新鮮な流れだ。

    フェイクで自由に歌いこなすボーカルに聞き入りながら、1曲目にやるの珍しいのではないだろうかと思う。
    気になって調べたら、初ライブ「White White」で1曲目だった。過去のセトリを見ると2曲目にやっていることが多い。
    ソロプロジェクトの頃からある古株曲ですが、あの頃に比べて大人びたアレンジになって、歌も色気を増して、再びトップバッターを飾っているの、いいなぁ。

    健太さんの美しく豊かな音色はいつも素敵だけれど、今日はより一層、「So Many Stars」を意識した音作りなのでは?と思うほどに輝きがすごかった。

  • 2曲目、早くもハンドマイクとなる「シトラス」でフロアが沸きます。1番終わりで「トウキョウ(地名)こんばんは!」って言うの恒例な感じ。ウォークマンで曲を聞いている時も、脳内の斎藤宏介がナチュラルに「トウキョウこんばんは!」って挨拶してくるぐらいには。

    歌い終わりが「もしも僕のものになるなら~」で余韻を残して終わるアレンジ、フェイクも前のめりで、ライブバージョンらしくて良きです。

  • 「月と蝶」のイントロに問答無用で引き込まれちゃう。「足りない」の激しい連呼は人を高揚させる。なんだかサイレンみたい。

    サビ前、アコギの激しいスラップにときめきますが、1か所だけドラムがその役割を担うパートも好きです。ライブだと、ドラムの生音がど迫力でなおさら痺れる。シンベが地鳴りのように響いてステージを包むのもおもろいなぁ。
    ラストが多めにリピートされるのも上がる。勢いづいたXIIXバンドは、月まで行っちゃうのかな?って、聞く度に心奪われる1曲。

    からの「Vivid Noise」の流れが良かった、さらにXIIXの世界へ深く引き込まれました。歪みまくって渦巻くギター音がすごくて胸の奥底が熱くなったよ。
    間奏のソロ回しが絶品でした。勇ましく加速して別の星にワープして行っちゃったみたいな、ハイパーでスペイシーな「Hyper Spacey Vivid Noise」(勝手に命名)だった。

  • 一呼吸置いてから、穏やかに「No More」が始まります。
    ん?今まではイントロですってぃが「YEAH~」と地声でハモっていたけれど、聞こえなかったな。聞き慣れない。健太さんがハモってたのかな(位置的に健太さんだけよく見えず)。すってぃの地声ファン勢です。

    途中、すってぃが楽し気に宏介に近づいていき、宏介が狙い済ましてベースを「びよーん!」とキメ顔で鳴らしたので笑う。おふざけするのは、一時期「LIFE IS MUSIC!!!!!」でしたが、最近は「No More」が油断できない。

    ラスサビ前、すってぃと「ヘーイ!」を一緒にやることに命をかけています。嘘です言い過ぎました。
    でもこれ楽しいよね。やや大げさにちょけ気味でやったら、すってぃが愉快そうに笑ってくれたのでハッピー。ライブで変な動きをしたら(全身全霊で楽しんでいるだけ)演者に笑われる、ライブあるある。

  • 序盤で激しく妖艶なXIIXを披露してくれましたが、さらに「おもちゃの街」からの「スプレー」で、違う角度の魅力を見せてくれます。こちらが切り替えなくとも、ナチュラルに心地良さへ導いてくれる、なんの魔法だろうと思う。

    「スプレー」で、2人がステージ中央に出て来てくれた時に近さに感激しました。ほぼ正面から、この近さで眺めたことって初めての気がするなぁ。昨年のXIIX@LINE CUBEは3階席だったしなぁ。上からの眺めも楽しいけど、至近距離から見る機会の方が圧倒的に少ないからね。

    ラップに熱が入っていて楽しい。SKY-HIと個性は全く違えど、どうしても重なって見えることがあるので、FLYERSとしても2倍幸せに感じる大好きな曲です。

☆☆☆私的ハイライト

AI作成のイメージイラスト

今回のツアーの個人的ハイライト。「5:03 PM」「夕映えに紛れて」「曙空を見つけて」の時間の経過が至福のひとときでした。新たなXIIXの顔を見た。XIIXはジャンルレスであることも魅力の一つだけれど、その領域がどんどん広がっていく。驚きに近い感動。

ミラーボール5個がまばゆい光を放ち、美しい乱反射をしている。粒だったピアノの音が、まるで星が降り注いでくるかのように感じる…
うわあ、なんて幻想的な空間なのだろう。ビルボードとかブルーノートみたいなナイトクラブの雰囲気だ。いや、ビルボードとかブルーノートでもこんなにファンタジックな空間を味わったことはない。ここは夢の国ですか?

アルバム「White White」の曲順で「5:03 PM」から「夕映えに紛れて」へ。ステージの上手奥に設置されていたピアノですが、美しい音色が会場全体に降り注ぐ。先ほどまでの激しさはどこへやら、別世界というか異空間です。最後、「曙空をみつけて」で照明が茜色に染まっていくのに胸がいっぱいになりました。

しっとりしたアレンジの中で、時折シンバルがバシャン!って、強めに響くのがアクセントになっていて快感を覚えました。いいアレンジ。
熱をこめて歌う楽曲とは一味違う、空間に溶け込むような伸びやかな歌声も良かった。

昨年のツアー「XIIX」でも、「4:43 AM」から「曙空をみつけて」という空の経過を表現する流れが素敵でしたが、それをしのぐ表現力とバンド力を感じました。昨年ツアーでは、星が瞬く様子をスクリーンで表現していて素敵でしたが、ミラーボールと照明の演出は、より音の世界にどっぷりと浸れたなぁ。

「White White」が好きです。アルバム全部好きだけど、「宏介はソロでこういうことをやりたかったのか」と、すごく伝わって来た1stアルバムだったので。
その後、より多くの人に伝わるためにとポップな雰囲気も作品に取り入れるようになりました。活動歴が長くなれば、1stの曲を披露する頻度が減るのは当たり前だけれど、今もこうしてより多くの人に伝わるよう、進化したバンドアレンジで表現してくれることに感激してしまったな。

「5:03 PM」と「夕映えに紛れて」は、穏やかで広がりのあるギターの音作りが素敵。
先日、ラジオで似ている響きのギター音が流れてきて、気になって調べたらジェフ・ベックの曲だった。ジェフ・ベックのギターを聞いてXIIXを想像するオタクです。(斎藤宏介が素晴らしいのです。)

  • 夢心地のまま、「Light & Shadow」への流れも美しかったです。間奏のたくましいベースソロが聞きどころの1つ、セトリに入っているととても嬉しい曲。この曲でも、シンプルなリズムの裏で流れるようなピアノに心奪われました。前もこんな感じだったっけかなぁ。

  • 「次の朝へ」は、ライブで聞いたことのある回数が圧倒的に少ない曲。アルバムで聞いた時はそこまでピンと来なかったのに、やっぱりライブで聞くとものすごく心と体に入って来るなぁ、と感じ入りました。
    「眩い光」というワードも、「So Many Stars」のラインナップとして、これまでの流れからとてもしっくりくるな。

    からの「アカシ」の流れも最高でした。XIIXの曲でナンバーワンか選ぶのは難しいけれど、「アカシ」はきっとずっといつまで経っても私の中で上位に居続けるので、毎回全身が熱くなります。
    いつだってダイ達のことが思い浮かぶし、力強い希望の光を感じる。今日はより一層、「ただ一筋の透明な光」というファルセットが刺さった気がしました。

  • メンバー紹介がありました。曲の中に組み込むことがありますが、今回はばっちり尺を取っていた。
    啓ちゃん、粂さん、健太さん、すってぃ、宏介の順で。健太さんは、星屑のような煌めくピアノ音ではなく、バンドのノリに合わせて野太いキーボードで骨太に。かっこいい。

    宏介、ドヤ顔で背面弾きを披露。うわぁ。こんな近い距離で見たの初めてだ。ジャケットのストラップ部分、すっごい汗かいているなぁ(当たり前)。
    スカパラとかスクービーとか、ジャケットを正装とする人達のプロフェッショナル魂ってすごくない?とか、どうでもいいことをぼんやり考える。

  • ラストスパート、ここからはポップなXIIXのオンパレードを予感させる「LIFE IS MUSIC!!!!!」。XIIXの中でも圧倒的にやる頻度が高いので、会場がお馴染み感、ハッピー感の洪水です。

  • さらにお馴染み曲かなと油断したら、前回ツアーで初披露された「Boarder=Boarder」が来た!あいつハンドマイクになった!油断できねぇ(笑)真っ赤で妖艶な照明の中、宏介がステージを駆け回ります。

    1回聞いただけでも、どのタイミングで「ボーダー!ボーダー!」が来るのが非常にわかりやすいので乗りやすい。
    一方で、色んなジャンルが組み合わさっているためか、予測できない妙な展開とカオスもあって面白い。元ネタとか、2人はどんなやり取りをしながらこの曲を作り上げたのか、興味津々、なんか楽しそうだなって。音源はどんな感じになるのだろう。

  • からの同じくハンドマイクの「うらら」への流れが良い、すごい、めちゃくちゃセトリの流れがナチュラルで気持ち良いな!
    ポップでハッピーなのに、終盤は駄々騒ぎのようなハチャメチャさも兼ね備えていて揺さぶられまくります。

    昨年のファイナルで、「ま・た・ね」の後に派手に銀テが発射したの既に懐かしいな。やっぱり今日も、ラストで宏介は啓ちゃんの元へ駆け寄り、楽しそうにスティックでバシバシと鳴らしていた。

  • 一時期当たり前のように聞いていた「ユースレスシンフォニー」なのに、なんだか久しぶりな感じがしました。ツアー「Border=Border ~2&5~」でやらなかったからだろうか。持ち曲が増えてくると、そんな嬉しさもある。

  • そして新曲が披露されました。曲は作ってるだろうと思っていたけどやってくれるとは思わなかったので嬉しい。ツアータイトルの「So Many Stars」という曲でした。

    バラード系かなとイントロで思ったのですが、サビで意外と激しく展開するポップな曲だった。ギターも唸っていた。
    「So Many Stars」という言葉が何度も出て来たけど、譜割というか、流れるような発声の仕方に宏介らしさがあって印象に残りました(伝わるのか?)


☆☆☆アンコール

  • 通常はメンバーが入場したら客電が明るくなるはずなのに、暗いままです。なんでだ?と首をひねったら、暗闇に2台のフロアタムの音が響く。
    なるほど!暗いままだったのは、スタッフが運び込んだフロアタムを隠してサプライズするためか(笑)

    宏介とすってぃが向かい合って叩くイントロが恒例となった「正者の行進」です。初めて見た時は、そのツアー限りの演出だと思ったのに、その後はすっかり定着となった上に、もはや阿吽の呼吸の2人。

    初めてこの演出で聞いた時、和太鼓のような響きを感じて、ロックと和の融合が面白いなぁと思ったのですが、だんだんと洋の香りもして来たぞ。民族音楽とかラテンの香り。

    脳内に、アフリカの大草原(「ライオンキング」イメージ)や、はたまたミュージカルのダンサー(ブロードウェイイメージ)が踊っているような妄想が。2人の軽やかでリズミカルなグルーヴがそう思わせたのだろうか。明らかに、初期に比べてビートがノリノリで心地よいのです。

  • 何年か前、シシド・カフカが「el tempo」というユニークなバンドを始め、東京2020パラリンピックの閉会式にも出演して話題になりました。指揮者のハンドサインに従い、大所帯のパーカッション奏者が即興でセッションするのです。アルゼンチン発祥のスタイルだそう。
    パーカッションのリズムが生き物みたいにうねっていくのが気持ち良くてかっこいいのですが、2人のセッションにも同じ気持ち良さを感じたなー!

    啓ちゃんのシンバルがバッシャーン!って合いの手を入れた箇所があって、「おお!」と思いました。セッションの良さをより強く感じた理由なのかもしれない。そして私、啓ちゃんのシンバルが好きなのね、きっと。

  • 宏介がすってぃに「キューピー3分クッキング叩いてた?(笑)」と聞いていたけれど、全然わからなかった。私の脳内には‎シンバ🦁がいたからw

    宏介は、スティックを投げてくるくるしてキャッチするという技も披露し、会場が沸きました。鈴木貴雄かwと心の中で突っ込む。

    この曲を初めて聞いたのは「COUNTDOWN JAPAN 22/23」だった。初披露の新曲で、「"ウィスキーがお好きでしょ"って歌詞なの?おもろw」と盛大に空耳アワーしたことが懐かしい。こんなライブアレンジに生まれかわるなんてね。

  • もう1曲、新曲が披露されました。アニメタイアップの「煌めき」
    公式Xで、2025年放送のTVアニメ「マジック・メイカー 〜異世界魔法の作り方〜」のOPに決定した、という情報は得ていました。でも、ライブでいち早く聞けるとは考えていなかったので超嬉しい。

    そして、想像していた1億倍良くて大感激!
    いや、正直言って知らないアニメだし、「アカシ」(ダイの大冒険)が好き過ぎるので、想像してみることすら怠っていたのですが。

    まずイントロからときめいてしまった。うわ!可愛い!カントリー調!粂さんアコギだ!
    ギターの音がバグパイプみたいに聞こえたところがあって、異国のファンタジーとか冒険ものっぽい世界観、でもちゃんとXIIXの音楽だ!って、一気に興奮が加速して嬉しくなってしまった。

    ポップで可愛らしくて軽やかで、アニメの内容は全然知らないけど、頭の中でキャラクター達が生き生きと冒険をしている様子がなんとなく思い浮かびました。音楽の力ってすごいな。
    最初から最後まで、ずっと楽しくてハッピーだった。XIIXにこんな可愛らしい顔があるなんて。心踊る初披露でした。

    帰宅してからアニメのPVを見ましたが、やっぱり先にライブで聞いて良かったと思ったな。自分なりの曲のイメージを最初に受け取れたというか、先入観なしで聞けて良かったです。
    「煌めき」っていうタイトルも、極めてXIIXらしいし、今回のツアーにもぴったりです。

    アニメのオープニングと共に「煌めき」が流れるのも楽しみだよ。


  • ラストは「あれ」だった。わー!聞きたかったやつ!素晴らしい流れのセトリに満足し切っていたけれど、ここ数日ウォークマンで聞いていて、「ライブで聞きたいなぁ」と思っていた曲だった、やった!

    Aメロのベースにいつもどうしようもなく揺さぶられて快感です。すってぃのベースはソウルフルで豊か。全身を駆使したしなやかなムーブも、すってぃ唯一無二の音を奏でているのだなぁと実感する。

    粂さんのギターソロも聞きどころ。3人が中央で吠えまくる様子を近くで見れて最高でした。

  • 渋谷がツアーファイナルであると盛大な勘違いをしていました。昨年も一昨年も、渋谷がファイナルだったからだろう。
    でもファイナルみたいな仕上がりと熱量だったなぁ。プロ集団、尊いわぁ。私の中では、最高の初日であり最高のファイナルだったという事で。

    すってぃが同時期にミヤジさんのサポートをしていたようなので、そのスケジュールに合わせて今年は渋谷を先にやったのかしら。みんな忙しい中ありがとうだよ。

    XIIXは毎年10月にツアーを行い、渋公はもはや風物詩なので、宏介が「楽屋に入ったら懐かしかった」と笑っていました。すってぃの「この日のために生まれてきた」も、デジャヴっていうか風物詩ってことで(笑)

    来年の10月も渋公でお目にかかりたいものです。

🌟セットリスト

01. E△7
02. シトラス
03. 月と蝶
04. Vivid Noise
05. No More
06. おもちゃの街
07. スプレー
08. 5:03 PM
09. 夕映えに紛れて
10. 曙空を見つけて
11. Light & Shadow
12. 次の朝へ
13. アカシ
14. LIFE IS MUSIC!!!!!
15. Boarder=Boarder
16. うらら
17. ユースレスシンフォニー
18. So Many Stars(新曲)

en.
01. 正者の行進
02. 煌めき(新曲)
03. あれ

ナタリーのセトリ、公開時点では「5:03 PM」が抜けている。公式側から配布されるものだと勝手に思ってるんだけど、公式的に「5:03 PM」は「夕映えに紛れて」とワンセットってことなのか?

レポート読んで思い出した、宏介は「渋谷でここが一番きれい」ってニヤニヤしてたなぁ、相変わらず言葉のチョイスが上手い!って感心しました。

帰りは渋谷駅までの道が混むのが嫌だったので、地下鉄の明治神宮前駅へ向かう。代々木公園でナイトマーケットなるものが開催されており、出店で賑わっていました。

「月と蝶」のMVっぽさあるー

カラフルな提灯が「So Many Stars」に見えちゃう、XIIXのライブの帰り道でした。

遠くから音楽が聞こえて来る。音楽のステージも設置されていて、アコーディオンの音色や歌声や衣装から、「チャラン・ポ・ランタンじゃね?」って思ったら、その通りだった。「恋のバカンス」を歌っていて、外国人観光客も楽しそうだった。疲れ切っていたのと、雨がパラパラ降ってきたので、少しだけ見て退散。

このところずっと自律神経の具合が今いちで、開演前に「動悸がやばい」というピンチで、目を閉じてずっと深呼吸をしていた。ライブ中は楽しくてなんとか平気でした。

ちょっと疲れてきたり体調が悪いと、集中力が切れてライブ中に我に返ってしまうことがあります。でも、こんなにも体調不良だったにも関わらず、そんな瞬間がなかった。自分の体調からも、ライブの流れの素晴らしさを感じました。

LINE CUBE SHIBUYAの前方の席は初めてでしたが、床が斜めっていた。ずっと坂に立つことになるので、背伸び状態で前のめりになる。ふくらはぎがキツかった。なぜ段にしなかったのだろうか。スタンディングが想定のハコではないからか?

東京タワーのハロウィンライトアップ(10/31)を見て、そう言えばHalloween Knight🎃⚡️やらなかったなー、と思うなど。

宏介は顔でも音楽を奏でているが、ユニゾンでの表情がドラキュラだとしたら、XIIXでは狼男かな、とわけのわからないオタクの戯言が脳裏をよぎる。きっとハロウィンのせい。


🌟行けなかった公演

☆☆☆仙台PIT

体調不良のため欠席しました。東京からの往復新幹線も予約済みで、ギリギリまで迷いましたが泣く泣く払い戻し。行きたかったよ10月20日、大好きな(昔住んでいた)仙台へ。

渋谷公演を見て「わーん、やっぱり仙台も見たかったよー(涙)」と少し悲しくなったのだけど、いや、でも渋谷へ行けただけでもラッキーだったのだと思い直す。会社から向かう地下鉄の階段で、へばりそうになっていたレベルの体力なので。

未使用のままアーカイブに…

宏介のこのポストを見て、ちょっと泣けたんだよな。「あと1020年続けるつもりだから」っていう純粋な気持ちが頼もしくて。

自分の体調不良がいつまで続くかわからないけれど(1週間後に治るかもしれないし、1年以上後かもしれない)、100%元気になった時に、絶対にXIIXはそこに居続けていてくれるという安心感。だから、今は前みたいに思うようにライブに行けなくても諦めがつく。

私だけでなく、様々な事情で今はライブに思うように行けない人たちにも、とても励みになる言葉ではないだろうか。無理して続けて欲しいとは1mmも思わないけどね。

20年以上ライブハウスに通っていますが、ふとまたあのバンド見に行きたいなと思った時に、変わらずそこに居てくれる存在って本当にありがたい。歳を重ねるほど思います。


☆☆☆豊洲サンセット

Chilli Beans.も観てみたかったし行きたかったです。チケットが全然当たらず無念でした。
友達のお姉さんがスピッツファンで、昔チケ取りの手伝いをしていた時期があるけれど、私が普段行くバンドに比べて倍率の高さが比じゃない。スピッツのライブはフェスでしか見たことがないです。

ミス◯ルファンの友達から、チケット争奪戦の闇について聞いてドン引きしたことがあります。そこまでしないと行けないなら自分はライブを諦める。自力でチケットが取れるバンドのファンで良かった、などと捻くれたことを思ってしまう。とりあえず転売屋は全滅してくれ。

XIIXのインスタライブで、「Answer5」「メモリーズ・カスタム」のマッシュアップをやったと知りました。いいなぁ。そんな楽しいことしたんだ、2人ともスピッツ先輩のこと大好きだもんなぁ。

「メモリーズ・カスタム」ってどんな曲だっけ?と思って確認。
サビを聞いて「ああこの曲!」と知っていましたが、Aメロがこんな感じなの知らなかったな。完全に「Born Slippy」のオマージュでにやにやしてしまった。マサムネさんもこういうことやるんだな。

スピッツは「三日月ロック」が大好きでよく聞いていた。昨年出た「ひみつスタジオ」も素敵でした。貴重な対バン見たかったなー。


妄想で「Answer5」と「メモリーズ・カスタム」をマッシュアップさせてみましたが、わかる、なるほどですね!
ってことは、「Answer5」と「Born Slippy」もイケるんちゃう? Aメロの感じ、遠くはなくないわぁ。

などと、行けなかったけど妄想だけでも楽しい、自分の妄想力のたくましさに感心するわ。


ユニゾンによるクリープハイプのトリビュート「イト」も、「シュガーソングとビターステップ」と「イト」をマッシュアップしていますね。
アレンジと構成が気持ち良くて、ユニゾンが今までトリビュートした中で一番好きでした。「イト」がもともと好きっていうのも大きいけれど。

田淵のボーカルも、ユニゾンでのコーラスや、ケバブスでの歌唱とは違った色を帯びていてびっくりした。

いやー、音楽って素晴らしいですね。


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