2022年12月ライブ記録(ゲス極/BE:FIRST/SKY-HI/633/ケバブス/USGほか)
12月、調子に乗って9本になってしまった。私にはちょっと多かった。
66. 12/03 ゲスの極み乙女 ワンマンツアー2022 「文化再考」@国際フォーラムA
ベストアルバム「丸」がしゃれたセンスで素敵だったし、近頃は川谷絵音のラジオをよく聞いていることもあり、久しぶりにゲスが見たいモードに。本当なら今年の夏にロッキンで見るはずだったのですが、メンバーの体調不良でキャンセルになって叶わず。ワンマンは実に6年ぶりでした。
6年ぶりに見たけど、「なんて良いバンドなんだろう」という感激がありました。めちゃくちゃかっこいい。まず曲が良い、歌声が良い、メンバー各々のキャラが立っていて技術と個性が素晴らしい、男女2人ずつの構成、それぞれ別の場でも活躍している、など総合的なバランスが完璧なように感じます。
かなり昔の曲もやってくれて意外で嬉しかったり、最近の曲は知らないものも何曲かあったけれど、全てがかっこ良くて引き込まれました。「餅ガール」を聞けるとは思わなかったな。「猟奇的なキスを私にして」はやっぱり場内大盛り上がりですね。これ聞くと壇蜜さんのドラマ「アラサーちゃん」思い出すな。
絵音のボーカルは、キュートめなファルセットと、地声イケボの自由自在な使い分け切り替えが魅力に溢れているなと、今さらながら妙に感心してしまいました。
国際フォーラムAの2階席で、表情はほぼ見えず。照明は、シンプルだけどゲスの曲にぴったりの華やかさだったりクラブっぽかったり、ミラーボールも美しく、バンドの演出の照明としてこれぐらいがちょうど良いなと思って好感度大でした。
10周年ということで、この10年で記憶に残っていることについてMC。課長は、仕事辞めてバンド1本に決めた時のこと。えのぴょんは、「記憶から抹消した」とのことで場内爆笑でした。あったね、そんなこともw
ベテランながら、それぞれが別の場でも輝いて、得たものをバンドに持ち帰って、良きバランスでバンドが続いている。活動ペースはそんなにハイスピードではないのかもしれませんが(えのぴょんの掛け持ちバンドいくつ?)、だからこそ良いバランスを保てているのだろうな。自分は曲作りのペースが早い方ではなく、でもライブでお客さんの顔を見ると、曲作ろう、と思うと絵音が言っていました。ファンには嬉しい言葉ですね。
年末もCDJで見れるので楽しみだー。
この日はえのぴょんのお誕生日だったので、ハッピーバースデーの場面も。
67. 12/06 BE:FIRST 1st One Man Tour "BE:1" 2022-2023@東京ガーデンシアター
4月のワンマン@有明以来でした。とても良かった!!!私はBESTYではなく、FLYERSからの流れで好きになったライトファンなので、彼らの活躍を逐一チェックはしていません(アルバムは聞いたよ)。
だからこそ余計に、「うわ、ちょっと見ないうちに皆だいぶかっこよくなってる!」と痛烈に感じたのかも。「甥っ子がしばらく見ないうちに急成長してた!」みたいな。特に大好きな「Shining One」が、今までライブで聞いた中で最もかっこ良かったので、めちゃくちゃ感動しました。生ライブでこそわかること、感じることはたくさんあるなぁ。本当にビーファくんたちすごいなかっこいいないつまでも仲良くますます素敵なグループで…と願いたくなる心が浄化されるようなステージでした。
普段バンドのライブを見ることが多いのだけど、「楽しい」「幸せ」とは思っても、心が浄化されるような感情は珍しい。これはビーファだからこそだなと思えます。私はボーイズグループのライブ経験がほとんどないのですが、あの子らが「ついて来て」ってMCすると「うんいいよ」って素直に思いますね。バンドマンに言われても思わんのにw
オーディション番組から見ているから、この子達が言ってることは本心なんだろうなぁと思えるからかな。
初めてのツアーと言うことで、コンセプチュアル。フリートークのとこはわちゃわちゃするけど、きっちりするところは舞台台詞みたいにして、いいなと思いました。
ジュノンの歌がうまいのは元からだけど、より上手くなったというか安定したというか、声の出し方、歌い方を変えたのかな?と感じました。うまく言えないのだけれど、すごい好きだなーと感動。
リュウヘイは喋ると年相応(食べたことないものたくさん、納豆も未体験)だけど、いったんスイッチが入ると本当に妖艶。男性の色気と女性の色気と。びっくりするぐらい歌の表現力の幅が広がっているように感じて頼もしくて。
今回はB-Town在籍中に取ったチケットで、第1バルコニーの下手ブロックでとても見やすかったのもありがたく。今は応援スタンスが変わったからB-Townやめたし(基本的にSKY-HIのライブチケットが取れさえすれば良い)、今後なかなかビーファのチケットは一般で取れなさそうだから、今日行けて良かったと思いました。
開演前のおもしろ影アナ、ボイスチェンジしてるけど日高くんかな。撮影や声出し、うちわ禁止などについての諸注意なんだけど、ユニークな演出にすることで、注意のニュアンスも和らぐね。公式のペンラは、運営側にプログラムされているタイプで、あれなら私も買っても良いかなと思いました。
Kensukeさんやりょんりょん先生のように身近で見守っている方も、このツアーで彼らが成長を遂げていることを実感しているんだなぁと思って、勝手に嬉しくなっちゃうね。
68. 12/07 633「Bier Fest Tour」@豊洲PIT
with ストレイテナー/w.o.d.
こちらに書きました。
69. 12/12 SKY-HI「Round A Ground Special 2022 ーBirthday Bashー」@豊洲PIT
RAG豊洲、3年ぶり。2日間開催のDAY2です。日高くんのお誕生日。
思えば私がSKY-HIに沼ったのは3年前のRAG豊洲でした。そして3年前に比べて、あまりにも会場がパンパンで時の流れを感じます。整番A1000番台だったけど、この日はDまで出ていました。3年前に比べてステージが人の頭で見えづらく消化不良。だってSKY-HIの美しいダンスが見えたり見えなかったり、と言うのはテンションが下がるのよ。
前半はアンプラグド、後半は八面六臂の時と同じ編成で。実はアンプラグドが初だったそう、ずっとやりたかったと嬉しそうでしたが、SKY-HIが着席すると余計に姿が見えなかったなぁ。久しぶりに「Chit-Chit-Chat」「明日晴れたら」「Blanket」が聞けてテンション上がる、でも周囲の多くが昔の曲は知らなさそうな反応。知らなくてもいいけど、知らなくてもかっこいいんだから、知ってる曲と同じように楽しそうにしても良いのではないか、と感じること多々。新規も古参もどうでもいい、ただ新規にしろ古参にしろ、知らない曲に無反応っていう風潮が不思議で仕方がない(きっと日本特有)。それと、単純に新しいファンが増えた分、3年前ここにいたFLYERSはどこへ行ったのだろう?という疑問もある。ステージが見えないストレスもあって雑念がー。
それはさておき、出たばかりの新アルバムの曲を聞けたのが嬉しく、中でも「The Debut」が大好きなので印象に残りました。CDで曲を初めて聞いた時、なんてシンプルなんだろう、日高くんもこんな直球の歌詞書くんだっていう衝撃があったので、ちょっと泣けてしまうぐらいに。
前作の「八面六臂」もだいぶ自然体だなと思ったけど、今作はさらにそれを感じます。コンセプトを元に作るのではなく、出てきたものを出す、みたいな。だから歌詞にBMSGの子達の名前もたくさん出てくる。今年あんなに忙しかったのにアルバム出すの?って思ったけど、日々の生活から出てきたものを並べる感じならやりやすいだろうし、日高くんは今そういうモードなんだろうと言うことがよくわかります。
ラストの新曲オンリーで攻めてくるブロックもかっこ良かったな。「Happy Boss Day」はだいぶ中毒性があります。「Brave Generation」では、コアくん、ショウタ、エディがゲストで登場。DAY1は「Tiger Style」が披露されて、ショウタ、レオ、ジュノンが参加したそうで羨ましい!「Brave Generation」は今まで何度もライブで聞いているけど、「Tiger Style」は私は聞いたことがなく、大好きなので聞きたかったなぁ。この曲はどうしてもジュノンに耳を奪われてしまいます。歌もの担当のイメージなので、ラップ調の歌唱が新鮮で。YouTubeにアップしてくれて嬉しい。
来年は初のアリーナだって。私はライブハウスが好きだけど、今の日高くんには小さそうなので、アリーナ楽しみにするわ。でもRAGは続けて欲しいな。
70. 12/16 THE KEBABS「必死」@豊洲PIT
ケバブスの「必死」ツアー(3ヵ所のみ)ファイナル。めちゃくちゃ楽しかったのでケバブスは月1ぐらいで見たいと今日も思いました。
・いつもより広めの会場ということで完売はしておらず、ステージ左右にプチ花道ができていました。私は新井さん側の1段上に陣取っていて、そこからはステージの作りは見えなかったんだけど、メンバーが花道に出て来てくれた時に「うわっ、近い!」とその威力を実感。整番Bだったけど、段上の2列目が取れて、横が階段だから視界も開けていてラッキーでした。
田淵が「後ろの人、踊りやすいよね?」って言ってたけど、どこにいても踊りやすそうな埋まり具合。客としてはありがたい。数日前の日高くん@豊洲は、パンパン(3000完売)過ぎてこの上なく見づらかったし。
佐々木が、客席を埋めるために「最初センターステージ作ろうかと思った」って言ったら拍手が起こったから、「拍手の意味わかんない」って言ってたけど、センターステージもありだよ!と言う意味だよー。楽しそうです。
なんにせよ、完売して行けない人が出るよりも余裕持たせた会場を押さえてくれるケバブス優しい。ありがとう。
田淵いわく、ユニゾンでイベント出るとたまに花道があるけど「絶対に使わねぇ」とメンバーで誓うらしい。でしょうな。でも今日はわんぱくに走り回っていた。使い分け大事。
・1曲目はいつも何かなと楽しみ。「ピアノのある部屋」のサビのアカペラ始まりでした、珍しい。「うれしいきもち」、一時期は最後に来るイメージだったけれど早くも2曲目とは意外です。からの「かわかわ」「やさしくされたい」ってひらがな曲の連続が、なんだかかわかわです。
「やさしくされたい」で、佐々木の「戦争やめようー!」の叫びに感情がよりこもっているように聞こえました。
・序盤から新井さんの元気さがやたら目立つ。1人でぴょんぴょん跳ねたり、ステージはしっこまでフラフラしたり、張り切って花道使って弾きまくったり、割と早い段階からライトハンド飛び出していて絶好調。
新井さんのジャンプって高くない?会場の誰よりも滞空時間が長いように感じる。さすがギターエンジェル。
新井さんどんだけ花道好きなの、って言うか本当に今日はより一層元気。田淵は新井さんや佐々木との絡みで上手に来てくれたけど、単独では来なかったな。ボーカルもしなくちゃいけないし、意外とタイミング難しそう。
新井さんが、珍しく袖に「上☝️」って指示を出しているのも目撃。指示出しているの初めて見た気がする。しかも険しい顔ではなく、その後ににこにこしてたのキュート。とにかくなんでも楽しそう。
ケバブスのライブが久しぶりで、初日の大阪でやり方を忘れていたと言う新井さん。他の3人は遊びの感覚で来るのに、新井さんは責任感を持ってくる、と田淵。責任感あるだけに、やり方を混乱しちゃう新井さん、かわかわ(笑)
今日はステージに出てきて、こんな感じで良いんだっけ?と思ったら、笑いが止まらなくなったそう。だから余計に楽しそうに見えたのかな。ワンコ率(舌ペロ)も高くて新井ワンコ萌え。花道に佐々木も乱入して、新井さんと背中合わせで歌ってた時も楽しそうな笑顔がこぼれていたよ。
・視界にステージ全体が入っているけど、いつもより大きめの会場だし花道もあるしで4人を追うの大変。佐々木が上手の花道に来たと思ったら、田淵はセンター、新井さんは下手の花道。浩之さんは相変わらず3人を楽しそうにニコニコ見てる、でっかい音鳴らしながら。あーなんてハッピーな光景なんでしょ。
浩之さんのドラム音でかいよね。この日も豊洲に鳴り響くパワーを堪能。パワフルなドラムもかっこいいけど、「ジャンケンはグー」でファンキーなノリで叩いてる姿も好き。
・「Bチームでも」、だいぶ久しぶりでちょっと存在を忘れていた。「急に来る」を聞いたの2回目かも? 「猫がなつかない!」もほとんどライブでやっていないような。どちらかと言うと佐々木の弾き語り向きの曲だし、セトリに入れるの難しそう。
・「ともだちのうた」は、聞けば聞くほど味わいがあって好き。イントロにマッキーの「もう恋なんてしない」を感じる。田淵の「元気でいてくれー」は、真っすぐぴゅーんって前へ飛んで行くのが清々しい。佐々木のセクシーな「元気でいてくれー」との対比が楽しい。「元気でいてくれ」の連呼を聞いていると、すごくいいなぁとしみじみするのです。シンプルに誰かの元気を願うの素敵じゃない?新井さんのエモいギターソロ、往年のロックバンドみたいな風格が出る。
田淵と佐々木の「ともだちのうた」のデモと、制作にまつわるLINEのやり取り(会場限定販売CDに収録、現在は通販でも販売中)も提供してくれてありがとうの気持ち。いくらシンプルな曲とは言えども、メンバーが体調不良でフェスに出れなくなり、代わりに3人で出て新曲披露すると言う決断をして、速攻で新曲作れてしまうの、どれだけ仕事早いのよ。ちょっと惚れ惚れするな。
・新曲「パリはもえているか」、どことなくニルヴァーナみたいなグランジを感じたのと、どことなく「てんとう虫の夏」に通じるものもあるような。「パリは燃えているか」という映画があるけれど、作詞担当は佐々木かな。
・「かわかわ」「THE KEBABSを抱きしめて」「ゴールデンキウイ」はすっかり馴染み、全部お気に入り。3月発売のEPも待ち遠しいです。
「THE KEBABSを抱きしめて」が中でもお気に入り。軽快なリズムが可愛い。「最終列車が来る前に離ればなれになっちまう前に 俺達のことを幸せにしてくれ」って、勝手に「心の旅」を連想(世代的にチューリップより吉田栄作ver)
・「すごいやばい」の清涼感が本当に好き。すごいやばいギターソロもなんだけど、Aメロの裏で饒舌に歌ってるギターも最高(多分毎回自由なメロディー)。「猿でもできる」のギターも凄まじかった。新井さんのギターって、獣がいなないているみたいだなって思うことがよくあって、猿が鳴いてる?(猿はそんな音で鳴きません)って思ってしまうほど、猿の魂の叫びなのかな?(ちょっと何言ってるかわかりません)って思うほど強烈で痺れる。
・ケバブスでスモークの演出があったの意外(笑) カメラ入ってたせいもあるかな。「チェンソーだ!」の終わりで佐々木が替え歌して「けむい!けむい?」って歌ってて笑いました。量がなかなかで、メンバーの姿が一瞬見えなくなったほど。スモークのせいかわからないけど、最初キーが変わったのかと感じました、音の聞こえ方がいつもと違って(ライブハウスでごくまれにある現象)。2番になったら普通に戻ったけど。
・アンコールで、4人がそれぞれ花道に来てくれてポージングしてくれたの面白かったです。浩之さんが前に来てくれるの貴重。上手に来た時、浩之さん先頭で、照れ臭いからか後ろ向いて3人を手招き(サザエさんのEDみたいな)してて可愛かったな。
EPの宣伝で、ノリで「幸せにーしてくれー」「EP!」と言う即興セッションが。新井さんが「できそこないの曲」って毒づいていたが(笑)
・年末にこういうライブ良いね、来年もやりたい、と新井さん。ステージ上以外でそういった発言はしないみたいで、佐々木が「本当に?」と疑っていたので笑いました。新井さん、ライブ終わると忘れちゃうのかな(笑)ケバブスにスケジュール下さい!来年もめちゃ楽しみにしているので!
・今日はもうデニーロはやらないかなって思っていたので、最後にイントロ始まった時は、嬉しいとびっくりが混ざり合ってじわーっと表現しがたい感情が全身に広がりました。温かいなぁ。
最後の最後、メンバー同士耳打ちしてテーマをおかわりしていたので、急きょのサービスだったのかも。
オリコンって「セトリ速報」なんてカテゴリーあるの?って思ってちょっと面白かったです。写真が佐々木と新井さんのギターなのもツボ。
と思ったら、ちゃんとしたライブレポートと、ライブ機材紹介のレポートまで上がって豪勢。3本セットのバイイングなのかなーとつい考えてしまうオタク。なんにせよセトリやレポはありがたいです。
↓こちらのライターさんのレポートも素敵でした。やはり「パリはもえているか」は何らかのオマージュっぽいですね、元ネタなんじゃろ?(こういう時、もっと音楽に詳しかったらなー、とよく思います。)
私も「浩之さんのツイート上がらないな」とは思っていたけど、ライブはいつも通り楽しそうだったから元気がないとは思わず。田淵は優しいな、と言うより気遣いの人かな。
この動画、なかなかのエモエモ。全部楽しかったな。しかも2022年は涙が止まらなくなるぐらい心が動くこともあって、そんなことは長いライブ人生の中で初めてだったので思い出深い。たくさん楽しませてくれてケバブスありがと!
71. 12/27 SPARTA LOCALS ワンマンライブ「名なしのワンマン」@新代田FEVER
再結成後にライブは3回ぐらい行ったけど、だいぶ久しぶり。一昨年は配信ライブは見た。現場は5年ぶりぐらいかもしれない。年末時間が空いたので思い付きで参加。
整理番号10番台だったけど、特に待機することはなく適当に会場入り。完売していないようで、だいぶゆったりで快適。珍しくお酒飲みながら開演を待ちました。トイレが心配だから普段はあまりお酒飲みながらライブが見られません。だから、こういうゆるりとしたライブに来るとほっとする。
久しぶりとは言え、スパルタのライブには一時期足しげく通っていたので、瞬時にあの頃の感覚がよみがえる。ライブハウスで、当時と変わらない爆音、メロディー、リズムが渦巻いている快感。スパルタ独特のリズム、掛け合い、音の粒の際立ちみたいなもの、全然変わらなくて気持ち良い。
「森のメロディー」からほっこり始まるの良かったです。「SUN SUN SUN」はとてもよく聞いたアルバム。
早々に大好きな「黄金WAVE」が来て、それだけでもう感無量。これほどイントロで高まる曲があろうか。
コウセイが、「こんな年末にワンマンに来るっちゅーことは、よっぽどスパルタのこと好きだろうからマイナーな曲もやるよ」って言ってたけど、昔の曲たくさん聞けてラッキー。そしてお客さんも好き勝手に楽しんでるのが良いのです。私のようなオールドファンもいるし、意外と若い子もいるんだなと思って嬉しくなる。
コウセイが、「来年、いや再来年ぐらいまでにしておこうかな、それまでは音楽にしがみついていきたいから、お前らもしがみついてくれ」と言っていました。そしてグッズの宣伝で「売れてなくて。みんな俺らより年収高いでしょ?(笑)俺ら4人合わせてもかなわないんじゃない?買ってw」と言うようなことも。ちょっと斬新なMCで笑ってしまったけど、一方でロックバンドが続くことの難しさを思って複雑な気持ちになったりもしました。
こういう普通にかっこいいロックバンドって今時世の中の主流ではないんだろうし、ギリギリのバランスでやってるバンドもそれなりにいるのだろうと言うことは想像できる。私がいちファンとしてできることは限られてしまうけど、とりあえず感謝の気持ちを込めてマグカップを買いました。思い立ってふらっとかっこいいライブに足を運べる幸せへのお礼。
マヂラブの村上さん、スパルタ好きなんだ。しかもコメントが素敵で好感度アップ!
72. 12/28 My Hair is Bad presents「アルティメットホームランツアー」@Zepp Haneda
with UNISON SQUARE GARDEN
マイヘア興味ないんだけど(すみません)(ストレイテナーのトリビュートに参加してくれたことは心から感謝しているしトリビュートREMINDERは好き)、先日の緑黄色社会とユニゾンの2マンはチケット取れず行けなかったので、ユニゾンが見たくてとりあえず申し込んで取れたので参加。リョクシャカは紅白出るほど人気だし、フルキャパ公演じゃなかったようなので倍率が高かったの仕方ないけど、転売サイトで倍ぐらいの値段が付いたまま誰にも落札されず終了してたの見かけた時は、最初から素直に私の元に来れば良かったのにね、と思ってしまったわ(愚痴)。
◆UNISON SQUARE GARDEN
対バンライブがご無沙汰。5月のftHぶりかな?「エアリアルエイリアン」も「マジョリティ・リポート」もライブで聞いたの3年ぶりぐらいな気がするけど、「Dr.Izzy」のツアーでたくさん聞いたので体に染みこんでいたなぁ。どっちもリズムが気持ち良くて好き。「マジョリティ」前のセッションが大人っぽくてかっこ良かったな。
「instant EGOIST」は一時期当たり前みたいにたくさんやっていた気がするけど最近はめっきりだから、始まって嬉しいのに加えて、心の準備ができてなくて「待って!」「翻弄しないで!」みたいな気持ちにもなりました。しかも頭にドラムロールが多めで、入り方がすごく好きだった。
(調べたら「Normal」の時もやってるけど、私にとってトラウマツアーなのでナチュラルに記憶から抹消されているようであんま覚えてない。)
田淵のシャウト(からのHA HA HA HA!!!)で大きめのエコーがかかっていたけど、前からあんなんだっけな。派手にやってくれるの最高だなと思いました。笑い声がひときわインパクト。
あと今日のエゴイストは、宏介の歌い方、言葉の強弱がはっきりめで鋭かった。
「君の瞳に恋してない」で3人が向かい合って幸せそうな顔してるのがたまらず、「シュガーソング」のイントロで田淵が上手に走って行ったの珍しいなと面白かったり、相変わらず大好きな「kaleido」では高まりが止まらず本当に楽しかったな。
「10% roll, 10% romance」の間奏で、田淵がドラム台に上がって貴雄と向かい合ってプレイしていたんだけど、高まりが頂点に達したのか最終的にがっちり握手してたの物珍しい光景でびっくりしてほっこりしてしまった。田淵から手を差し出したように見えたけど、客に背中向けてたからはっきりはわからないな。よっぽど楽しくなっちゃったんだね。それを見て客もみんなさらに楽しくなっていたよ。
今一番ライブで聞きたい「カオスが極まる」を楽しみにしていたんだけど、ツアーと違って頭にトラップビートを軽くかませてから入っていたので、「おお!妖しげで良い!」と興奮。ツアーでは「流れ星を撃ち落せ」が終わってなんとなくふんわりと繋いでいたから、「ん?あら始まった?」っていう曖昧さを若干感じ、よりかっこいい繋ぎがあるかもしれないぞ、と勝手に思っていたので(図々しい)。
ラストが「オリオン」でなんだかすごく和みました。優しい雰囲気に包まれた。田淵がニコニコしてることよくあるけど、ひときわそのニコニコがふわっと優しい感じがして、田淵ってこんなに包容力のある表情してたかな?って、不思議な気持ちになってしまった。色んな顔持ってるけど、あれはどのキャラの田淵かなって考えてしまうほどに。
MCでは、宏介がマイヘアとの関係を「お互いに意識し合っていたけど声をかけられない、中学生のような恋愛」と表現していました。
ftHで対バンした時、集合写真撮影で宏介が髪の毛をぐしゃぐしゃにして「マイヘアイズバッドです!」って言ったらすべった上に、その写真も世の中に出なかった、と言うエピソードを披露(客のみならず、田淵もいつものようにめちゃでかい声で笑っていた)。
このところワンマン続きだったから、宏介がユニゾンでMCしてるの新鮮だったわ。対バンはやはり面白い。
「シュガーソング」「kaleido」「カオス」「オリオン」が集うと四天王みたいな強さあるなと思いました。崇めたい。イベントでレア曲やってくれるのも嬉しいけど、つよつよな曲を矢継ぎ早に叩きつけられるのも痺れる。
整理番号が30番台とわりと良かったので、好きなポジション選べて至福。FC案件とかじゃない方が良番来ること多いなぁ(ワンマンしか行かない人がたくさんいるから倍率が低いのでしょう)。開演まで待つの疲れたけどそのかいあって素敵な景色が眺められました。
◆My Hair is Bad
昨年のビバラ以来かな。曲によって良いなと思う時と、ちょっと苦手だなというタイプがあり、特に椎木くんのポエトリーリーディングが私にハマる時とハマらない時があって、あまり積極的にライブ見ようと思えないんだけど、そうは言ってもライブハウスでライブを見ると、かっこいいなとは思うよね。
この日は、なんだかずっと声の調子が悪そうと言うか、どんどん悪くなって辛そうだったので、椎木くんが喋るたびにソワソワして気の毒になってしまいました。
ついぞ自ら「昨日は平気だったのに朝から調子が悪くて」「こんなこと本当は言っちゃいけないかもしれないけど申し訳ない」と謝っていて、確かにプロだから自責するのもわかるけど、こればかりは人間だから仕方ないと思うし、真摯な思いが伝わってきたので、ゆっくり休んで下さいって会場中が思ったに違いない。アンコールの拍手もすぐに止んだし。
翌日のCDJもユニゾンと同じステージに出演予定だったけど、キャンセルになったので、本当に調子悪かったんだな。お大事に。
少々残念だったけど、この対バンに参加できて良かったな。椎木くんが愛される理由がちょっとわかった気がします。
マイヘアのツアーは声出しOKのようなのですが、ユニゾンの意向もあってこの対バンは声出し禁止でした。イベント前のアナウンスもしっかりされていたし、イベント中も皆厳守していたし、きっちり運営でとってもありがたかったです。
73. 12/29 COUNTDOWN JAPAN 22/23@幕張メッセ
74. 12/30 COUNTDOWN JAPAN 22/23@幕張メッセ
こちらに書きました。
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2022年は74本ライブに行きました。
色んな感情をもらったな。
私が好きなバンド、ミュージシャンに感謝です。
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