いじめ問題について
【いじめ問題について】
政治活動を再スタートして、3ヶ月。
この間、実は数名の方から直接「いじめ問題」についての声が届いていました。まずは少しずつ状況や背景を調べて、今後は課題と打ち手を明確にして行きたいと思います。
いじめ問題に関すること。ぜひどんなことでも気軽にコメントしてくださいね。
■茨城県の状況
・いじめと認知された件数2万6675件(3年連続増加)
・重大事態と確認 36件(前年度から15件増加)
・重大事態の3割が学校が認知できないうちに深刻化して重大事態に至ったケース
■いじめ問題の法律・条例について
国では平成25年9月に「いじめ防止対策推進法(いじめ防止法)」が施行。2011年の大津いじめ自殺事件において学校と教育委員会の隠蔽体質が問題視され、大きく報道されたことがきっかけとなり、与野党の議員立法によって国会で可決。
この流れを受けて、茨城県では平成26年3月に「茨城県いじめ防止基本方針」を策定し役割の明確化を行い、連絡協議会や再調査委員会を設置しました。この基本方針は、いじめ防止法で定めるように求められているため、全国の都道府県でも同時期に策定が進められました。
その後、茨城では令和2年4月に「茨城県いじめの根絶を目指す条例」が施行され、社会総がかりでいじめの問題を克服することを目指すことを掲げています。
近隣県の状況をみると、千葉県は平成26年4月に「千葉県いじめ防止対策推進条例 」を施行。埼玉県や栃木県、群馬県は基本方針のみの状態です。
用語:
「重大事態」「いじめにより当該学校に在籍する児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認める」事態、及び「いじめにより当該学校に在籍する児童等が相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認める」事態
参照: 茨城県いじめの根絶を目指す条例について
家庭用いじめ発見チェックリストhttps://kyoiku.pref.ibaraki.jp/gakko/ijime/checklist/
茨城NEWS WEB 2024.11.6