心を広くする方法
こんにちは、あべまりあです。
今回のご質問です。
「はじめまして、自分は心が狭いです。友達が良い成績を取ったりすると嫌な気持ちになったり、そいつが嫌いというわけではないのだけれどそいつが失敗したり、誰かに悪口を言われていたりすると心の中で笑っている自分がいます。どうしたら心が広くなれますか?」 もぐたん 男性
というご質問がありましたので、そちらにお答えしました。
人に嫉妬したりする気持ちは誰にでもあります。
普通のことです。
でも
心の広い人を見ると
自分は、なんてちっぽけなんだろうと、
落ち込む時がありますよね。
相手に嫉妬している状態というのは、
自分を肯定的にとらえる力、自己肯定感
自分の人生を主体的に生きていると感じる力、自己効力感
この二つが足りないのだと考えられます。
今回は、心を広くする為に必要な、
自己肯定感、自己効力感についてのお話と、
それを高めるにはどうすればいいのか、についてお話ししたいと思います 。
動画音声で聞きたい方はこちらから
youtube【心が広い人になる方法 自己肯定感・自己効力感をあげる】
自己肯定感が高くなると自分のことを好きになる
電車に乗っている時席を譲った経験はありませんか
その時どんな気持ちになりましたか?
なんとなくいい気持ちがしませんでしたか?
逆に、
寝たふりをしてしまったら、
電車を降りる時、なんか胸がザワザワしませんか?
いいことをした後は、
「自分は良いことをしたんだ」「いい人間なんだ」
と自分を肯定的に捉える力。
自己肯定感が高くなった状態です。
反対に、
寝たふりをしてしまった時は、
寝たふりをしてしまった自分に後ろめたさがあるので、
「自分は良くない人間だ」
と自分を否定的に捉えてしまい、
自己肯定感が低くなった状態になります。
このことからもわかるように、
良いことをすれば自己肯定感が高くなり、
自分のことを好きになるということです。
自分のことを好きになれれば
自然と自分に余裕が出てくるので他人に対して優しくなれます。
機嫌がいい時は、
人に何かを頼まれても、ついつい OK してしまいますよね。
自己効力感を高くすれば、自分に自信が持てる
何かに嫉妬する気持ちというのは、
誰かと自分を比べて、
自分が劣っていると感じるワケですから、
誰かと比べてるということですよね。
他人のことをばかりを気にして生きているのは
自分の人生を生きていないことと同じです。
他人の振る舞いによって自分の考えや、行動を
変えてしまうワケですから。
何かに嫉妬する気持ちがある時は、
自分の人生を主体的に生きていると感じる、
自己効力感 が足りないと言う事ですね。
この自己効力感を高くすれば、
自尊感情も高まり自分に自信が持てるようになります。
自己肯定感・自己効力感を高くする方法
自己肯定感・自己効力感を高くするには、
次の3つの体験をすることです。
1:何かを成し遂げたと言う達成感
何かを成し遂げた時は自分に自信がつきますよね
そういった体験を繰り返すことで、
自分にはできると言う気持ちが芽生えます
2:周囲からできる褒められる。
これはただ成果を褒められるだけでも良いのですが、
まだ成果を出していない状態で「君ならできるよ」と言う励ましの言葉を受けた場合も効果があります。
3:苦手なことを克服できたと言う体験
この3つの中で一番重要視されている項目です。
努力を重ねて「苦手なことを克服できた」と言う成功体験を積むことで、さらなる次のステップにチャレンジすることができるようになります。
具体的には何をすればいいの?
それには1日1つでもいいから良いことをすることです。
例えば
✓落ちているゴミを拾う
✓道を譲る
✓募金をする
✓ありがとうを1日に3回言う
など、ほんの小さな事で大丈夫です。
そうすれば、自分の無意識は自動的に「自分は良い人」と認識し始め、
自分に自身が生まれ、自分のことを好きになることができます。
そして、
この一日一善を続けていけば、
・何かを成し遂げたと言う達成感
・周囲から励まされること
・苦手だったことを克服すること
も、同時に体験することになるでしょう。
その結果、「自分にもできるんだ」と言う自尊感情が高まって自信が持てるようになりますよ。
いかがでしたか、
人に嫉妬することや優しい気持ちになれない事はよくあることです。
そういう気持ちは生きていればなくすことができませんが、
そういった感情と前向きに付き合うことで、
妬ましい相手の事が気にならなくなります。
まとめ
◆自己肯定感が高くなると自分のことを好きになる
◆自己効力感を高くすれば、自分に自信が持てる
◆自己肯定感、自己効力感を高める方法
→1日1つでもいいから良いことをする