透明なまなざし、ときの贅沢(映画 #ippo のこと)
追い詰められてしおれたり、がんじがらめになってちぢこまったりしているとき、こんなにも自覚できるものかと思うほどに私は物理的迷子になりやすい。道に対する勘が少しもはたらかない。散歩ができない。慣れている道ですらも右と左を間違える。
お家に帰れなくなる前に(切実)、いざ現実逃避!(賢明)と、まず活動拠点の候補に挙がるのが映画館。思い立って駆け込んでも何かしらの作品が出迎えてくれるし、目の前のことだけに集中できる環境が整っている。そもそも形態としてある程度の規格があるので、無意識