かんたんなプロフィール
やってきたこと、やっていることを簡単にここにまとめます。
必要なときに随時更新予定です。
先に現在の仕事の話をしておきますと、今は科学技術のファンディング事業をやっている職場で、研究者や科学技術政策に携わる方々との間に入り、ファンディング事業を通して研究開発のコミュニティづくりに関わっています。
そんな科学技術の世界のフチの職種を選んだきっかけのような、私の科学と何かの活動を、こちらのマガジンにまとめています。
大学院修士課程の学生のときに、サイエンスコミュニケーション界隈に関心をもち、科学雑誌の編集部でインターンシップをしたことを機に、いろいろな現場を見に行ったり活動に参加したりするようになりました。
当時のサイエンスコミュニケーションといえば、サイエンスカフェなどのイベントや科学館のような場所でトークをする人というイメージが強かったのですが、私はイベンターや解説員になりたいわけではなかったし、そもそも人が大勢集まる場所の中心にいることもあまり得意ではないほうでした。
だから、文章など、あらかじめ作っておいたものを必要なひとの前にそっと置いておくタイプのコミュニケーションを磨こうと決めました。
でも文章ひとつとっても世界にはすばらしい方がたーくさんいらっしゃるわけでして、ひとつの手段で生きていけるとは到底思えませんでした。
そこからはいろいろなアウトプットの方法をもった方々に興味をもつようになって、ある方の影響で大学院に通いながらデジタルハリウッド専科Webデザイナー専攻を履修したり、サイエンスコミュニケーションに理解のあるデザイン会社にインターン生として潜入し、ソーシャルデザインを広く勉強させてもらったりしました。(特にローカルに関する情報発信や編集からは学ばせてもらうことがいっぱいあります。科学技術の世界は精神的ローカルって感じなので。)
編集やアウトプットの経験は、物事が起こっている現場があってはじめて活かせるものなので、職場は研究開発やそれを担う人を育てる場所の近くにいられそうなところを選びました。基礎研究の研究評価や研究成果展開に俯瞰的に関わったのち、芽を出したばかりの研究分野のコミュニティ作りに関わりはじめました。
それと、就職したてのときに配属先がもつ情報の多さと複雑さに打ちのめされたため、過去の自分を救うべく事業ブランディングやPRについてあれこれ勝手に提案し続けた結果、それまで存在しなかった広報チームが発足し、正式なPR係にもなりました。
ただ今、2事業3部署目を経験中。直接的な広報をどれだけやるかというのは事業によって異なりますが、その手前の情報収集として成果に目を凝らすことはいつも必要で、それを楽しくやり続けられるツールを携えておいて良かったです。
あと、公募もそこそこできるようになりました。忙しさピークのときは「公募なんて人生の何の役にも立たないのに……」と思っていたけれど、これこそがこの職種の基本仕事であることにやっと気づいた今日この頃です。
これまでの経験が続々と本業に吸い取られつつありますが、仕事じゃない何かもやり続けられたらいいなと思ってもいます。
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科学技術に関するいろいろな仕事のうちからフチのほうを選んだのは、ずっと音楽をやっていたからでした。
その話をすると長くなってしまうのでここには書きませんが、私の音楽の活動を、こちらのマガジンにまとめています。
中学校の部活でオーケストラ部に所属してクラリネットを始め、大学の志望校も志望楽団で選ぶ程度には夢中になりました。専属スタッフを持てない大学の楽団では、演奏しつつステージマネージャーもやっていました。大学の管弦楽団を卒団してからは、アマチュアの社会人オーケストラで演奏活動をしました。
現在は月に一回くらい個人レッスンに通い、その門下生で行われる年に一度のおさらい会(発表会)でソロ曲を演奏しています。マガジンにはその録音をいくつか入れたりしています。学生時代に山ほどやった室内楽も、音源を残しておけばよかった……。
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noteには、何かを見たり聞いたり体験したりしたその反作用で湧いてきた言葉を、忘れないように書くことが多いと思います。何事も真ん中よりもフチに、要素よりも構造に目がいくタイプなので、専門性の高い内容などない、雑記帳です。
たくさん読んでいただいている記事はこちらです。