詩:『メタモルファ』
『メタモルファ』
それは一瞬という表現より
もっと短い体感で変わる
ぼくたちの世界はあまりにも
鮮烈に趣を変え続ける
美しさという表現はいらない
評価しきれない不可解な世界にいる
その世界を全肯定して
染まり世界に擬態する
涙と鼻水がドバドバ溢れてくる
渇いて死ぬかもってくらい
朝家を出て空を見た
面白い小説を読んだ
きみのゲームplayを隣で見ていた
電車内で誰かさんとアイコンタクトした
Liveに行って思いっきり叫んで跳ねた
推しと3人で30秒話してチェキを2枚に分けた
「昨日悲しい出来事があったよ」
世界はそんなことどうでもいい
擬態するんだエンターテイナーに
詩人にストーリーテラーに歌姫に
きみとぼくの表現はいつか結実する
世界に変化したきみとぼくの
青い空と小説とゲームと推し
擬態する詩と終わらない歌声!
歌声歌声歌声歌声歌声歌声歌声!!
歌声歌声歌声歌声歌声歌声歌声!!!