【レジリエンス】とは|落ち込んだ時に元に戻すだけではない、注目すべきプラスαの効果
こんにちは!
MIRAIデザインのあこです。
私は現在、【レジリエンス】について学んでいて、今月はれて
JREA日本レジリエンスエデュケーション協会のレジリエンストレーナー
となりました!
【レジリエンス】とは、
直訳の「回復力・復元力」で表されるように、
です。
この予測不可能で変化の激しいVUCAの時代において
誰にとっても必要な力であり、
『ヘルシーに心地よく生きるための力』
だと私は解釈しています。
「誰にとっても」というのは、
ビジネスマンのみならず
現代のストレス下に晒されている子供たちも、
先行きに不安を感じる中高年層も、
全ての年齢・性別・属性に当てはまります。
レジリエンスはなぜ必要か
私はこれまで様々な業種業界、そして企業規模も上場大手から数人のベンチャー企業まで、多種多様な会社に所属してきました。
そんな中で、心が傷ついて仕事を休んだり、
辞めてしまった人たちを多く見てきました。
みんな、とても優秀で優しく真面目な人ばかりです。
これは本人にとって辛いことであるだけでなく、
会社や組織にとっても大きな大きな損失です。
でも、一度落ち込んでしまった同僚や知り合いに、
当時の私はどう声をかければいいのか、
そもそも声をかけてもいいものなのかも、
分かりませんでした。
何とか元気になって欲しい。
戻ってきてほしい。
そんな想いはあるのに何もできない自分がいました。
当時情報収集した限りでは、周りから積極的にコミュニケーションはとらない方がいい、と知ったからです。
私は精神科医でもなければ専門知識があるわけでもないので、
落ち込んでしまった人を直接的に支援することは出来ません。
でも、キャリア支援者としてできることがあることを知りました。
それは、元気な状態の人たちにレジリエンス力を鍛える方法を伝えていくこと。
これが、レジリエンストレーナーを目指した理由です。
【レジリエンス】3つの特徴
ここで、レジリエンスの特徴をお伝えします。
▼レジリエンスの特徴▼
1)「誰もが」生まれつき持っている
2)力の強弱や種類は多種多様で個人差がある
3)学習可能で鍛えることができる
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1)「誰もが」生まれつき持っている
精神的に弱い人=レジリエンスがない人
ではありません。
誰にでも、生まれ持った「レジリエンス力」が必ずあります。
ただ、何らかの要因で「レジリエンス力が低い状態」に陥ってしまう事はあります。
2)力の強弱や種類は多種多様で個人差がある
生まれつき誰もが持ってはいますが、その力の強弱や種類(どういった時にどんな方法で力を発揮するか)は様々です。
だからこそ、自分が今どんな力をどれくらい持っているのかを知ることがレジリエンス力を鍛える上で大切な一歩です。
3)学習可能で鍛えることができる
生まれつき持っている力でありながら、
「後天的に鍛える」ことが可能です。
ただしこの「鍛える」は、へこんだ時ではなく平常時に養うことが重要なのです。
へこんだ後では回復に時間がかかるからで、身体の構造と全く同じですね。
筋肉も骨も、ケガしてから治すよりも強い筋肉や骨に鍛える方がずっと効率的かつ効果的です。
特におさえておきたいポイント
私がレジリエンスの中で特に大事だと思っているポイントは、
という点です。
「回復」と聞くと「元に戻すだけ」、というイメージが浮かびますが、
回復力を養う事で、
「へこんでも元に戻れる」
「失敗しても大丈夫」
という自信がつきます。
回復した経験を糧にさらなる成長ができたり、
失敗を恐れずチャレンジができるようになる事で、
元に戻す以上の効果、つまりゼロからプラスに引き上げる効果があるということです。
だからこそ、
これから新しいチャレンジをしたり、未来を切り拓いていこうと考えている人全てにとって、身に付けておくべき力という事です。
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レジリエンスについてはまた機会があるごとに
触れていきたいと思います。
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