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人生セカンドステージ✨✨1 臨死体験編

ながーくnoteを休んでいた。
スマホからの投稿は、下手くそな文章が更に下手くそになるので、今私がいる環境ではなかなか容易に投稿できない。

さて
今年に入って早々死にかけた。
あと一時間くらい遅かったら亡くなっていたね、と医師にも言われた。
病棟に入った頃のことはあまり覚えていない。

何をしても良くならなかった頃、喘ぐ自分を上から見ていた。
朝食にコーンスープを飲む息子。
あ、また少しだけ残して!

そんな風に、私は様々な人のところへ行っては様子を見たり、ただシンプルにおはようと挨拶をしていた。視線が合う人はいなかったし、さほど多くの人に会いに行かなかった。
それには、理由がある。
〈拒否〉されたからだ。

どんな人でも分かるくらいの明確な拒否。
ある友人を見つけ、嬉しくなった私は、彼のところへすーっと飛んでいき、彼の顔を覗き込もうとした。
しかし、彼は面白いくらい腕を直角に曲げ、顔を隠してしまった。
どうしてだよう、と焦る私。
彼はここには来るな、近づくなと言わんばかりにずっとその姿勢を保っている。
その時、シャッターのようなものが勢いよく閉まり、私は目を開いて空中散歩をやめていた。

その後の治療は辛いのなんのって。
「もう……生きるしかなーい!!!」
私の中では新しい発想だった。
苦しい!!!辛い!!!もう死にたい!!!
では、なかった。

スマホをみると、友人で絵本作家のすずかぜ彩月が心配している、念の為一部親族に病状が連絡されていることなど、夫から連絡がきていた。
それに対して、私も返信をしていたようだが、唐突に終わっていることが多かったし、記憶も定かではない。
やたらすずかぜ彩月に腹が立ったのは覚えている。私は彼女に甘えているのだ。


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遙野灯
いつか作業所とアトリエを作るのが夢です。寝たきりになる前に、ベッドの上で出来ることを頑張ります。