母親からのメールー毒親と対決4
母親からのメールーー
「お父さんは、 お母さんに申し訳ないことをしてきた、と 思っておいでのようです 。子供達にも 、申し訳なかった、と思っておいでのようです。
お父さんと関係が良くて良かったです。
えこちゃんは、ちゃんと寝てくれて 素直で 優しい子でした。 その頃から孝行ものでした 。
(2018年おじいちゃんのお葬式で母親に借りたお金を返そうとした時)
「お金を投げ返された 」というのは正直、驚きでした。えこちゃんのお金が減るのが嫌で、 絶対に受け取りたくない という思いでした 。こうしたすれ違いを招いたのは、 私の言葉や態度に、気遣いがたりなかったからでしょう。えこちゃんの言いたいことを 、ちゃんと聞いてこなかったからでしょうね 。
えこちゃんに謝りたいと思ったのは、 ずっとずっと前です 。懺悔は、心の中でずっと前からしていたのです。 苦労をかけたと思っていました。
(大学生になって初の帰省時、「帰って来なくていいのに」と言い放った件について)
里帰りをしないのは、小さい頃からの苦労が辛すぎるからだろう、と思っていました 。
子宮筋腫の手術の時.会って 、
「やっぱり私とお父さんは 、和ちゃんにちゃんと謝るべきだ」と確信しました。
えこちゃんの想いを、 もっと、ゆっくりよく聞く子育てをすべきでした。
しなかったのではなく、できませんでした。 ギリギリを生きました。
えこちゃんを、犠牲にしてしまい、本当に申し訳ない子育てでした 。謝らねばなりません。
すみませんでした。
母」
それまで、最後に名前を名乗っていた母親が急に「母」になっていた。
自分の名前を書いていた時は、対等に大人の人間として接してくれる感じがあったが、急に母親としての立場・権力を取り戻そうとしているかのようだった。
そしてやはり母親は、子育てを失敗した、と謝り続ける。
確かに何故かわからないけど死にたくて死にたくて仕方のなかった小学校時代を過ごし、中学高校では、母親から名前を呼ばれるだけで背筋が冷たくなったりした。
妹、弟と母親の話でメールをしたら、2人ともに揃って
「お母さんはお姉ちゃんに、特別厳しかったよね」
と言われた。
母親の子育て的に、わたしは大失敗なんだろうけど、
大学も出て(子どもを持つのは無理だったけど)結婚はして、なんとか日常生活を送れているというのに。
それを何回言っても、今いるわたしを結局認めてはくれていない。
ー「ちゃんと聞いてこなかった」
ー「もっとよく聞く」
自分で書いてるじゃない。
でも、子どもの話、今も全っっっ然聞いてないじゃない!
とっくに失われている戻らないことを
……謝る前にちゃんと前を見ろ!!
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