母親は毒親ー毒親と対決5

こうやってメールをグダグダとやり取りする中、新しい年になった。

母親にはメールでは謝られたものの、会うことは拒否されていた。
人に会うのは苦手なくせに、ボランティアを無理矢理やっては心労で体調を崩すらしい。ボランティアの人にはそこまでして会ったり世話したりできるのに、実の子どもには会えない、ではなく「会わない」と拒否していた。
「10年も前の子宮筋腫の手術の時に『最後に会いに来た。その時に会ったから(私は)満足』」と手紙だったかメールだかで言っていたが、あまりにも自分勝手すぎて意味不明。「会わす顔がない』でもなく、「会わない」とは???会う会わないまで主導権握るとは、本当にナニサマ??

体調不良を持ち出す母親にイライラしつつ、母親との和解は無理・無駄、と再確認をするハメになったわたしは、母親に向けて最終の手紙を書きかけていた。メールではだめだった。

新年明けて3月半ばくらいだったか、、、、
宝子おばちゃん(母親の一番上の姉)から「おじちゃん(一番下の弟)がもうあまり長くなさそう」と電話がかかってきた。
実はGW前後でこっそり実家に帰ろうかと企てていたが、日程を早めることにした。
父親には「実家に寄るかも」と伝えていたが、「お母さんは体調が悪くて会えないよ」と言われていた。

それから1ヶ月経たず、いよいよ「おじさん危篤』の連絡があった。
間に合うか分からなかったが、急いで週末のホテルを押さえた。まだコロナの影響があり1泊1200円ほどの驚く安さだった。

妹にも連絡し、週末には行くことを伝えた。
…が、おじさんは水曜日に亡くなってしまった。
金曜日がお葬式になるという。
間に合わなかったか。。。
でもせっかくホテルも取ったし、挨拶くらいはしに行こう。
そう決めて、妹に改めて連絡をした。
「せっかく実家方面に行くから親にも会っておこうかな、と思う」と伝えると、あっさりと「母親は無理」と否定された。
ー「アレは毒親だから」

あ、、、そっか。毒親か。
今まで聞いたことはある単語ではあるけど、わたしのお母さんは違う。と思ってググったたこともないし、違うと思いたかった。

ー「でも、おねーちゃんには会いたいな」
毒親の単語が引っかかりつつ、妹と会う約束をした。





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