Day4 課題に対する具体的なアクションの検討/マナビファクトリー
プロジェクトメンバーの清水です。
3月2日に行われたミーティング第4回目の報告をいたします。
前回のミーティングでは、理事長からNPO法人マナビファクトリーの今後実現したいことと、目指したい中長期の理想の状態についてお話しいただきました。最初に、今後実現したいことについてお伺いすると2つのことが浮かび上がりました。1つ目は、通学できる生徒を増やすための拠点を増やすこと、2つ目は、他団体とつながることで、学習支援以外のさまざまな課題解決ができるようになることでした。
次に、これら2つのことの実現に向けて必要なことと理想の状態について議論を進めました。その結果、「代表理事、副理事に依存しない運営体制」を構築する必要があることと、その実現により、マナビファクトリーの卒業生が、次世代の支援者になるサイクルを回していけることが理想的な状態である整理しました。しかし、この実現のためには、まず代表理事、副理事の負担を軽減することも必要であることがわかりました。
そのため、今回のミーティングでは、「代表理事、副理事に依存しない運営体制」の実現に向けた課題を、「運営メンバーの強化」と設定した議論を行いました。
その中で、在席しているボランティアスタッフに、生徒への学習指導の他、より運営に近い関わり方を模索してもらえるような取組みや段階的なアクションの取り方について、参加者の実体験を交えながらアイデアを出し合いました。
議論では、ボランティアスタッフ達の活動が団体を支えていることを、ボランティアスタッフ自身に、より明確に感じてもらえる仕組みを作ることや、日々の業務や役割を可視化して、ボランティアスタッフの活動範囲を拡げられるようにすることなどがあげられました。
今後の方向性として、日々の業務や役割を組織図のようなもので可視化し、現在は理事や副理事が行っていることをボランティアスタッフにも見える形で共有していくこととしました。その上で、ボランティアスタッフに徐々に役割を移譲していくことで、運営メンバーへの成長につなげることを模索していきます。
今後のミーティングでは、現在ある業務や役割を組織図の形で整理し、運営メンバーが担う必要があるものと、そうでないものを設計していく予定です。