【東京外国語大学×A-Co-Labo】「分野外の人にも伝わる、研究の魅力的な伝え方セミナー」を実施しました!
先日、東京外国語大学 多文化共生イノベーション研究育成フェローシップ(MIRAI)プログラムの参加者を中心に、8大学の博士学生に「分野外の人にも伝わる研究の魅力的な伝え方」についてセミナーを実施しました。
今回はセミナー実施の目的や実施内容、実際に参加された学生から頂いた声についてご紹介します!
多文化共生イノベーション研究育成フェローシップ(MIRAI)奨学生制度 / MIRAI Fellowship
実施目的
MIRAIプログラムは、「一つの分野にとどまらず、互いに領域を越えて行き来しさまざまな領域をつなぎ経験を広げていく」ことを目的としています。
博士学生が研究する上や就職活動において、自身の研究を正確に分かりやすく伝えることが出来るようにするために、自身の研究を見つめ直し構造化を行う方法を学ぶことで、研究内容を伝えるための情報整理や土台を作るために今回のセミナー実施が決まりました。
参加学生
当日は以下の課題を抱える学生、約30名に参加いただきました!
投稿論文や博士論文などの執筆に向けて、自身の研究を分析、構造化してストーリーを組み立てる方法がわからない
研究費の申請書などで、自身の研究説明を書くことに悩んでいる
他分野の人に研究内容を上手く伝わるように話すことに自信がない
就職活動(企業、大学のポストなど)で、研究をどう伝えようか悩んでいる
実施内容
自身の研究を改めて見つめ直す方法を理解し、「構造化」して周囲に「価値の本質」を語れるようになって頂くことをゴールとしました。
研究は、沢山の面白いが複雑に絡み合っています。そのため、自身の研究を相手に伝える際に、自分の興味関心と相手の興味関心がすれ違うことで、自身の研究の本質を理解されづらいという事態が発生します。
人によって研究テーマに興味を持つ角度が異なるため、自分の興味を相手に押し付けるのではなく、自分の興味と相手の興味を擦り合わせた上で伝えることが重要です。
そのための第一歩として、自分の研究を構造化して理解するために、
・なぜ自身の研究を見つめ直すことが必要なのか
・構造化を行う心構えや方法
を解説をしながら随時ワークシートを記入いただく形で進行しました。
2名の学生の研究テーマを実際に構造化させていただくロールプレイングも行い、そのやり方について実践を交えてお伝えさせていただきました。
参加した学生からの感想
「今回学んだ構造化を重視して今後は多分野の人に説明できるように取り組みたいです」
「きちんと自分の研究を客観的に整理すれば、面白い魅力的な論文が書けるということに気づかされました!」
「構造化の手法は投稿論文の執筆に活かし、これからの研究発表や就活などでも相手の興味を考えて自身の研究を伝えることを実践していきたいです」
といった感想をいただきました。
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A-Co-Laboについて
弊社では研究者が持つ、研究経験・知識・スキルを活かして企業の課題を解決することを目的としています。研究者のキャリア問題に課題を感じている研究者3名で立ち上げました。
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