とんぼの替え歌
コツコツと頭ん中刻む
御言葉を噛みしめるたびに
俺は清くなり続けたいそう願った
裏腹な心たちが見えて
やりきれない夜を数え
清くなれない闇の中で
今日ももがき続けてる
死にたいくらいに憧れた
悟った人大先生
薄っぺらの言葉で
虚無へ虚無へ向かった
善と悪分けてはいけないと
ねじ伏せられた正直さが
今ごろになってやけに骨身に染みる
あぁ幸せのホントは永遠(とわ)へ
ホントは永遠(とわ)へ天国に
あぁ幸せの信徒が ほら
最後には 笑ってる
〜🎶〜
神様はこの世界を善と悪とに裂き、悪魔はこの世界を一つにしようとします。
神様が「世界を善と悪とに裂く」
悪魔が「世界を一つにする」
人によっては、逆じゃないのか、と思ったかも知れません。
「一つにする」という言葉は、ある意味、とても耳障りがよいものだからです。
確かに「一つにする」という言葉は、「人と人とを仲良くさせる」「人と人とが愛し合うようにさせる」という意味にも捉えることができます。
そして、そのような意味として捉えるなら、「一つにする」ということはとても素晴らしいことです。
しかし、現実問題として、この世の中では「一つになってはいけない」「一つにしてはいけない」ことが多々あります。
なぜなら、この世の中には数多くの悪人たちがいるからです。
特にこの世の支配層たちは、悪魔を拝むようなとんでもない悪人たちばかりです。
そんな悪人の中に、心のきれいな善良な人が混じっていったなら、果たしてその人はどのようになってしまうでしょうか。
間違いなく、その人も同じように心が悪に染まり、善良な人間から悪人へと変質していってしまうでしょう。
しかも、相手は富も名誉も持っているような有力者たちです。
彼らの中に混じれば、当然、こちらが彼らの言うことを聞かざるを得なくなります。
そうすると、こちらがどんなに正しいこと、善良なことを言っても、その声が相手に届くことはありません。
そして、彼らはそのことを重々分かっています。
だから、悪魔は常に「善人」と「悪人」を一つにしようとするのです。
そして、神様は逆に「善人」と「悪人」とを分けようとするのです。
水の中に一滴でも墨汁が混じれば、その水を飲むことはできません。
一滴であろうと、十滴であろうと、同じことです。
悪い方には、量は関係がありません。
一滴でも墨汁の入った水を、誰が飲みたいと思うでしょうか。
このように、「悪」は「善」に対してとても影響力が大きいものです。
そして、悪魔たちはこのことを重々心得ています。
だから、悪魔たちは必死でこの世界を一つにしようとしているのです。
そうやって「善人」と「悪人」とを一つに束ねてしまえば、この世の中がもっと簡単に悪に染まる、ということを彼らは分かっているのです…
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