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子育てのtips#1_後追いのストレスから逃れる考え方

子供の視界から少し消えたただけで大泣きされる…
家事はもちろん捗らないし、ゆっくりトイレにも入れない…

「もういい加減にして!」と思ったこと、ありませんか?

うちの娘(6ヶ月)も、先週から突如後追いを始めまして、おもちゃに夢中になっている時以外は常に私の後を追いかけてくるようになりました。
できるようになったばかりのずり這いで一生懸命にこちらに向かってくる娘の姿に感動しつつも、やっぱり「トイレぐらいは行かせてよ…」と思ってしまう毎日です。

そんな時に思い出すのが、一人目の子育て中に出会ったこちらの本。

脳研究者の子育て本


脳研究者の池谷裕二先生が、娘さんが4歳になるまでの成長を、脳の発達·機能の原理から分析し、解説しています。小難しい専門用語は全く出てこないので、脳医学なんて全く分からなくても、どんどん読み進められます。

先生によれば、生後6ヶ月頃の子供は「いないいないばあで顔を覆った手のひらの下にはママの顔がある」ということが理解できるようになるそうです。「いないいないばあ!」でママの顔が出てくると、やっぱりママがいた!と喜ぶそう。
それまでは「顔を覆った手のひらの下には何もない(自分の目で見えないものは存在しない)」と思っているそうで、「いないいないばあ!」でママの顔が突然出てくることに驚いて喜ぶとのこと。
一見同じように喜んでいても、乳児にとっては驚くポイントが違うんですね。

後追いする子供の気持ち


では後追いする子供は何を考えているんでしょう。

自分でまだ何もできない乳児期の子供にとっては、食事を用意してくれたりお世話をしてくれる人がいなくなるのは死活問題。ほんの少しでも姿が見えないだけで、死の可能性を感じているのかもしれません。

後追いというのは、
「ママは今ここにはいないけど別の場所にいる。早く戻ってきてほしい!戻ってきてもらえないと死んじゃうかもしれない!ママどこ!?」
という子供の気持ちの現れなんです。

理由が分かればストレスも対処できる

何故子供が後を追ってくるのか、理由が分かればイラッとする回数も減るのではないでしょうか。
子供が泣いていても「ああ、この子は今必死で私のことを求めているんだ」と考えれば、気持ちのコントロールもしやすいと思いませんか?


上記でご紹介した本には、4歳まで一ヶ月ごとにエピソードが書かれています。
ご自身の子供の成長に合わせて読み進めていくのも面白いと思います。
子育て中の方、これから出産予定の方、ぜひ手にとって見てください!


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