#宿命の泡沫紋章 第Ⅷ章第75節
さて、今回から戦闘シーン・・・と言うのかどうか微妙ですが、電撃の飛び交う場面へと入って参ります。
ただならぬ雰囲気で話の内容も少々複雑になるかと思いますが、しばしお付き合いくださいませ m(_ _)m
散々「鍵」とやらを欲しがっていたヴァナディース達が、ゼラフィー達がそれを手に入れると同時に危機感を感じていたのは、その鍵で「例の扉」とやらが開ける手段を得るのと同時に、ゼラフィー達の魂の力がより一層強くなって、万が一、今回のような出来事が起きたら対処しきれないと思っていたからですね。
他にも所々に伏線的なセリフがありますが、その辺りはまたその内解説致します。
(節タイトルの「天使の梯子」というのは、気象用語で「薄明光線」と呼ばれる、雲間から太陽の光が差し込む現象の事。
今回の場合は、教会のステンドグラスから差し込む光を表しているつもりです。)
それにしてもまさかの主人公が操られる展開ですが、シチュエーション的には正編の第Ⅷ章に近いものを感じますよね。
レモンバームが「一応はあいつに対して強いはず」と言っているのは、「雷は氷に強く、氷は炎に強く、炎は地に強く、地は風に強く、風は雷に強い」というポケ○ンみたいな法則があるからですが、この理屈で考えるとアポロがゼラフィーを止めにいくというのはかなり危険な気がしますね。
アポロは一体どのようにして、ゼラフィーの暴走を止めるつもりでしょうか?
(まぁ、もちろん正編第Ⅷ章での出来事が大きく関わってくるわけですが。)
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます (^_^)ゞ
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中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。
私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。