#宿命の泡沫紋章 第Ⅹ章第98節
さて、一年以上にわたり投稿し続けてきた「宿命物語」も、今回を入れて残すところ3節です。
長々と書き続けてきましたが、もうしばらくお付き合いくださいませ m(_ _)m
ゼラフィーがどうしてもこの日に帰り着きたかったのは、ミエさんの誕生日だったからです(大体予想はついたかと思いますが)。
ゼラフィーは「少し急いだ」と言ってはいますが、著者が物語を書き進めながら日付を入れていて「あ、到着日をミエさんの誕生日に出来るじゃん」と気付いたのは本当に偶然でした σ(^_^;
(この物語を書くにあたり、逐一キャラクターの誕生日を考えていくのが面倒だったので、お話がある程度進んだ頃に一気に決めてしまっていました。)
実は物語内でフィアナ村に寄った際、ミルフィーユさんの挿絵だけ描いていなかったのは、ここで思いっきり描きたかったからです。
ミルフィーユさんがオレンジ色の花を髪に付けているのは、アイルランドの花嫁さんはオレンジの花束を持つようになっている(というか、よく使われる)と、アイルランドの作家ジェイムズ・ジョイス著『ユリシーズ』のどこかに書いてあったからだったはず(記憶が曖昧)。
花束だけでなく、頭に着ける花輪などにもオレンジの花がよく使われるみたいですね。
本日も、ご愛読いただき誠にありがとうございました \(^o^)/
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中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。
私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。