#宿命の泡沫紋章 第Ⅲ章第21節
ひとまず戦いを終え、再び外の世界に向かいます。
外の世界は既に日が変わり、そろそろ朝日が昇ってきそうな頃となっていました。
アポロが本気出して戦うのにもうひとつ条件があり、つまり涼しい所じゃないと実力を出せないという部分があります。
なので夏場でも氷の洞窟ならこの上ない独壇場で、ティールもアポロが来るとは全く思っていなかったので見事にやられてしまったわけですね。
霜生ブーリ族は背丈の小さい種族で、大人も子供もあまり身長が変わりません。
そして主に夜行動するので、朝方にも関わらずレモンバームが遊んであげていました(レモンバームは一徹くらいなんでもないらしい)。
トランプやチェス盤はたまたま持ち歩いていたもの(ただしチェスは駒をホロ車内に忘れてきたらしく、そこら辺の石を拾って代用しているようですが)、タロットカードもありますが海外ではタロットカードは様々なカードゲームにも使われるので。
あとはボールで遊んだり、何故か○×ゲームまで書いてありますね;
外界とすすんで関わらない種族なので、外の世界のゲームや遊びを教えていたようです。
(レモンバームは自分で「頭悪い」みたいな事を言っていましたが、チェスくらいなら出来ます。
ただしアポロやゼラフィー相手だと、ほぼ確実に負けるとのこと。
・・・まぁ、アポロやゼラフィーが強すぎるだけのような気もしますが・・・;)
・・・それにしても、ヴァナディース達に関しては謎が増えるばかりですね・・・σ(^_^;
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m
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中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。
私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。