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#宿命の泡沫紋章 第Ⅵ章第54節
さて、今節は前節から打って変わって、この物語を読み進めるにあたってかなり重要なお話が詰まっております。
故に少し長めではありますが、例によって会話文が多いのでさほど長くは感じないかと思います。
(今回は結構情報量が多いですが、今までのお話の中でも触れた事がちょこちょこ出てきますので、「なんかこんな話あったな」くらいな感じで読んでいただけたら幸いです。)
アルヴァさんがゼラフィーが話したいと思っていた内容をすぐに見抜いたのは、雷属性特有の勘の働きですね。
アルベールさんが言っている「とある遠国」というのは、無論日本をモデルにした国の事ですが、多分本編中に出てくる事はないかと思います。
ただここでネタばらししておくと、グレンさんはその気に入った遠国から「剣道」やら「合気道」やら、更には「メロンパン(笑)」やらを自主的に持ってきたようです。
なので正編のどこかで書いたゼラフィーの使う刀(剣道)と、レモンバームが使う合気道にはとある関わりがあるというのはこの事だったわけですね。
グレンさんと、今回初めて名前が出てきたモニカさんの壮大な恋愛譚(笑)については、まだまだこれから深堀りされますのでしばしお待ちを(とは言ってもこの章でですが)。
ヴァルハラ国ヴァルキューレ村にももちろんモデルがあるのですが、そちらも追々書いていきます。
(ヴァルハラは北欧神話における主神オーディンの宮殿、ヴァルキューレは北欧神話における戦女神であるという事は、多くの方がご存知と思います。
この名前の由来も、その内分かるかと思います。)
アルベールさんはアリストとあまり仲が良くないとは言っていますが、別に仲が悪いわけではなく、お互いに頑固である故にちょこちょこぶつかる事があるというだけです(喧嘩する程なんとやらというやつ)。
ただアルベールさんは頑固なのに何故か妙に口が軽い時があって、その典型例が正編の一番初めにアリストが旅に出る事をアポロに話してしまったというもの。
そういう部分もあって、アリストにとっては若干アルベールが悩みの種でもあるようです
(まぁ、アポロ達がアリストについて行った事が結果的には良かったのですが。)
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m
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