#宿命の泡沫紋章 第Ⅲ章第23節
今節のお話はだいぶ短めですが、今後の物語進行に深く関わってくる部分がとても多いです。
今章の最後となる次節と共に、記憶の片隅にでも置いていていただけると幸いです。
レモンバームは、別にメリッサとアリストの仲を認めてないわけでも嫉妬しているわけでもありません(いや、嫉妬は少しあるかも;)。
シスコンゆえに、それで妹が幸せなら兄として何も言うことは無い(多分)との事。
姉であるアリサさん(霊体)はレモンバームの力を借りて現世に留まり時折現れて力を貸してくれたりするわけですが、常にレモンバームの動向をじっと観察しているわけではありません(笑)
大体は眠っているみたいな状態で、現実に起こっている事をぼんやりとした夢(この場合、夢と言っていいのかどうか微妙ですが)に見ているみたいな感じらしいです。
なので必要な時や話したい事がある時(外界のおぼろげな会話なども大事な事はハッキリと理解出来ているらしい)は、起きるような感じでレモンバームに話しかけています。
そして戦闘時や危機的状況(こういった事は、レモンバームの精神状態やその場の雰囲気から伝わってくる)など何かあった時はすぐに現れ、場合によっては手助け出来るように心の準備もしているようです。
いつもご愛読いただき、感謝致します m(_ _)m
中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。