#宿命の泡沫紋章 第Ⅶ章第67節
さて、過去に起きた出来事の続きですね。
果たしてその発明は、行なってはいけないものだったのか・・・。
ミエが後から聞いた噂話というのは、あくまでもタイムマシンの事故の直後にカノン家の方からドラゴンが飛び立つのを目撃した人々の話が主なので、本当のところは誰も知らない「想像の話」みたいなものです。
(マッサリアは通常、古代生物であるドラゴンがそこら辺にうろついているような土地柄ではないので、突然出現したドラゴンは「タイムマシンから出て来たと考えるのが自然だろう」と考えたところとか。)
そして助けを求めにきたミエの話を聞いてカノン家に来た人々が、例のタイムマシンの周りが特に滅茶苦茶になっているのを見て尚更そうなんだろうと考えたものでもあります。
まぁ、大体その「想像の話」で合っていたようですが。
(一応言っておきますが、タイムマシンの調子が悪くなったのはゼラフィーの所為ではありません;)
あと余談ですが、ミエ達の母親であるミルファは少し特殊な髪の色をしていますが地毛らしいです。
彼女自身は特殊な種族ではないようですが、多分先祖に特殊な種族がいたのでしょう。
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m
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中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。
私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。