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母の死を超えて

晴れないモヤモヤを抱えてました

怒りが消えず
顔が険しくなっていきました。

本当はただただ
母の死を悲しみ
母の死を悼みだけなのに

ずっと
苦しかった

今日、信頼できる人に
母の死と母の死によって浮き上がりました。
身内の所業をやっと話す事ができました。

私は自分の心や思った事をうまく話せません。

それは
幼き日に自分の感情は抑えなさいと
教え込まれてきたからです。

父が怒るのが怖くて
父の言うことが一番正しい
父に逆らわない事

父と母が出かける時は
クッション材のような存在になり
一緒に出かけていました。

私は長女だから
親の面倒は見なきゃいけない

いわゆるアダルトチルドレンになっていたのです。

その事に気づくのは結婚をして
義両親の関係を知った時

両親には侍従関係のような物がありました。
見えない鎖が…

義両親はいつも対等で
お互いにお互いを尊重をしていました。

そんな時に、うちはおかしい、と気づいたのです。


幼き日のことから
現在に至るまでの話を
喋り続けました。

知人はうんうんと話を聞いてくれて
時折、質問をしてきました。

そうやって話すうちに
この何日かのモヤモヤが整理でき始めました。

子供の事を相談する事はよくありました。

だけど
自分の事はなかなか話せませんでした。

多分
自分が自分をよくわかっていなかったのです。
何に悩んでいるのかも
ごちゃごちゃに絡み合った
わたしという私は簡単に解けませんでした。

以前、子供の事で
心理士さんに相談した時

あなたは喋りながら
気持ちの整理ができる
頭の良いの人だ

と言われました。

喋りながら整理していっているのだと
話を聞いてるだけ、段々と整理できてるのが
わかる

心理士さんの話に半信半疑でしたが、
カウンセラーの資格を持つ知人も
同じ事を言っていました。

今回、どうしても誰かに聞いてほしい。

そう思ったのは
私の頭の中でどうやっても
整理ができなかったから

どうしても「怒り」がぬけなかったから
このままではいけないと思ったのです。

信頼できる知人に
ずっと、頭の中にある「それ」の話をしました。

うまく話せず、つっかえつっかえになりながら…

時折、知人は相槌を打ち、質問をしてきました。

そんな風に子供の頃の話
両親への思い
身内への思いを話しながら

心が落ち着いていくのがわかりました。

そして
あの心理士さんの言葉がやっと理解できました。

頭の中でつぶやく
頭の中で考えること

それはぐるぐると回り続けるだけで
消えていかない

ぐるぐるは悪い方へと傾き
そのうち
体調も悪くなる

みんながそうとは限らないけれど
私は頭の中ぐるぐるを誰かに聞いてもらいながら言語化することで浄化できるようです。

知人に全て話した後
スッキリとして、私はこれからどうしたらいいかが見えてきました。

そうすると
怒りの向こう側にいた
「母の死への悲しみ」が見えてきました。

私はやっと
母の事を思いながら泣ける

母の死をやっと受けいられる気がしてきました。

怒りは消えない
この感情はずっと…

だけど
母の事を思って
母のために泣き
母の死を心から弔う事ができそうです。

やっと
やっと…


※暗い話を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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