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明るいのは嫌い*明るくなるのが好き


対の記事を書きたくなりました。

前日の記事にイメージを合わせたつもりの、
ブラックピンクの曲も途中で別のを引用。
失恋の歌なんですよね、たぶん。

結構未練たらたらの。

それでどんな気分?どうよ私?みたいな感じが、
結構、悲しくなる部分。

悲しくなるってどういう感じ?とふと思ったら、
明るくなる感じが、どんどん分からなくなってきた。

いつも笑顔。

笑顔だからいつも楽しくいられる。

楽しくいられるので、自然に人も寄り集まる。

人が寄り集まるということは賑やかになる。

賑やかになるということは、お互いに主張し合うということ。

主張し合うからには喧嘩になることもある。

喧嘩になることもあるのなら、誰かが引かなければいけない結末。

笑っていられる?いや、笑うよね、そりゃ。

めんどくさいもん。

ずっと明るいのって、不自然だから、
作り物の、寄せ集めの居心地の良さがあるだけだったりして。

明るいのって胡散臭いじゃん。

そうだよ。仮面舞踏会みたいなもんじゃん。

やらしーわ。

いやー明るいっていいことですね。

「良かったじゃないですか」としか言えない。

いつも太陽と共に生きてるような明るさだったら、
その明るさが辛くて喉が渇いてしまう。

その明るさと24時間戦えるのかな?

友がみな  われよりえらく見ゆる日よ
花を買ひ来て 妻としたしむ

石川啄木

どんなに頑張ってもどうしようもないことがある。

誠実に物事を進めようとしても、それが結実するとは限らない。

いつのまにか競争のスタートラインに立っている気がして。

合図のピストルの音に驚いて出遅れた気がして。

昨日の夕食を食べ過ぎたのか体が重い気がして。

忙しさで準備不足練習不足が本番にたたっている気がして。

でも全部嘘だ。

自分に運が無かったのだと思う。

その運を味方につけるには行動力が足りなかったんだと思う。

行動を起こすための勇気が出なかったんだと思う。

いや、違う。

あいつは俺よりも努力していたからだ。

あいつは俺よりも勉強していたからだ。

あいつは俺よりも必死で走っていたからだ。

だけど何が違うというのだろう。

誰もが持つ心の弱さは、
時として人には分からぬコンプレックスになったり、
物事がうまく行かない時は一時の理由のない劣等感にもさいなまれる。

幸せというのは家族や誰かが、自分と一緒にただ、いてくれる、
ただ、そんなことなんじゃないのかなと思う。

何か手土産を持ってうちに帰りたくなるのはどうして?

「うちに帰る」って、なんて素適なひと言なんだろうと思う。

誰かが自分を待っていることを想像すると、
気持ちがパアッと明るくなって、
それだけできっと嬉しくなるんじゃないかな。

だけど明るくなる気持ちは。
悲しくなる気持ちととても良く似ている。

だから Stay with me。


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野原 綾
花の苗を買って、世界を美しくすることに頑張ります♡どうぞお楽しみに♡