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【涙雨】吾音萌音さんが記事をシェアした上にサプライズなプレゼント♡
【女性の品格】という本があった。
私は読んでいない。
私の場合、読んでも仕方がないと思うからだ。
amazonを開いたら、女子の品格というのもあった。
品格、の意味は分かるし、ぼんやりとした言葉の風合いは想像できるが、
それは性格以外に生まれ持った特性や、躾や、
生育環境に左右されることも多いのではないだろうか。
言葉がセレブすぎる。品格。
育ちがいいとか、躾の行き届いたと言うだけでは足りないと思う。
例えば、「あの人に憧れる」というのは、
自分がその系統の末端にいるからじゃないかと思う。
に、しても「誰それみたいになりたい」との憧れは良く分からない。
自分が自分以外のものに、どうやったらなれるんだろうと思う。
何かちょっとしたつまずきやすれ違いのようなものが発生する時に、
(この人には敵わないなあ)と思うことはよくある。
女性としての、細やかな気遣いや会話の落としどころ、
他人との距離の測り方、そういうものがすべて、
表現がこれでいいのか私の感覚だが、、、そつがない人に出逢うからだ。
女性力が高いと言えばいいのだろうか。
他人への配慮はそれと気づかない負担のないところで、
決して出しゃばらず、ウィットにさえ富んで、
まっすぐに茎がたつ水仙とかアイリスとかあやめとか、
ともかくそういう花の、そういう感じ。
そこに迷いすらない感じ。
すくっていないように見せて、いつのまにかすくっている金魚三匹。
突然訪れた訪問者に慌てずに、酒の肴も熱燗もスムーズに出せる感じ。
子供が転んでもすぐには抱き起さず、その泣き顔に
「頑張ってひとりで立つのよ。偉いね」と見守る母親。
生まれたばかりの赤ん坊を「ゆすったら脳に良くないのよね」と
自分の大事な宝物のように抱いてくれる先輩ママ。
それから訳の分からない八つ当たりにあっても、正面から受け止めずに
いつも通りのペースで何事もなかったかのように返す友人。
敵わないなあと思う。
どんな言葉にも動じず、正面から受け止めてそれでも喧嘩にならない友人も。
先日、先輩noterの萌音さんが私の記事を詩にしてくれた。
ドキドキワクワク。
表現を、言葉を同じもので使っているけれど、
私との視点が違う。
淡々と書き綴った散文と詩の旋律は違う。
おまけにページもやたら美しい。
私はノンフィクションの読書が、どちらかと言えば好きだ。
恋愛小説は、多分片手位しか読んでいないかも。
何か私の見落とした小さな宝石の欠片が、萌音さんの心で磨かれて、
セレクトショップのガラスの棚にでも飾られたように面映ゆい。
その刺激を受けながらも、
どこかで女性としての落とした品格(あった?)を
かき集めたい気分になった。
こういう感性って敵わないなぁって思う。
どうもありがとうございます。
私の文章がおめかしするなんて初めての経験です♡
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