ニラの白い花の話のはずが…
月見草の小さな可憐な黄色が、空き地のあちこちで目立つようになった。
いきなりの市街地の空き地で、野良エゾシカが三頭、草を食んでいて、
(こうして姿を見るだけなら可愛いんだけどな)と思う。
その先の「なぜこんなところまで出没するのか」と考えたり、
「これじゃ、人参でも大根でも食べられてしまうのは当たり前」
「突然道路に飛び出てこない習性を身に付けて欲しい」などと、
思いつくあれこれは多すぎて、げんなりする。
ディズニーのバンビちゃん以外で、
こんなに鹿のことを考える人生がやってくるとは想像できなかった。
二ホンカモシカも見たことはあるけれど、
車に体当たりしたのは聞いたことがないので、
馬鹿の鹿は、エゾシカを指しているのでは?と真剣に考える。
そのうちに、おもちゃのピストルも鹿よけに携帯する必要が出てくれば、
かなりスリムで効果のある使い心地のよさそうな品が開発されたりして。
子供の牡鹿の角は鹿茸という精力剤になるけれど、
日本ブランドで増産体制に入れるかも。
あのほぼ直角の山をぴょんぴょん駆け上がれるんだから、
競馬みたいに、競鹿場つくるのも面白いかも。
いや、だるまさんが転んだ試合があればエゾシカは似合うと思う。
さぞ家族連れの観客が増えるのではないだろうか?
あのフリーズ状態は、くやしいが絵になる。
なんどにらめっこしては、石を投げつけたことか。
チューリップや桜やバラやコキアが大好きなあの方たちには、
もはや、ため息しか出ない。
鹿は国の経済に何か役立っているのだろうか?
いやしかし、何かに役立つために生き物が作られたとは思わない。
そもそも人間こそこの地球の自然を壊しまくってる気もする。
人間は人間社会以外でなにか地球に役立っているのだろうか?
何を考えても、鹿がからむと虚しい。
あまり鹿の話をすると憎悪の炎が燃えてくるので、
「野良鹿」の話と注釈をつけなければ、と気づいた。
例えば、神様の使いだという奈良公園や、
安芸の宮島の鹿のみなさんにはなんの恨みもありません。
ふてぶてしさはよく似ているので、可愛いとは思わないのですが、
生きるためにはそれ相応の順応力が必要なのだと思います。
あちこちのニラの花が満開で、鹿も食べないので、みんなで植えれば、
自然備蓄にもなるし、綺麗だし、刈っても生えてくるし、丈夫だし、
いたるところにニラを植えるといいのに、と思っただけなのですが、
そんなニラが咲いているあちこちの空き地では、
鹿が食事をしているので、横道にそれてしまいました。
ニラの花は可愛いです。ともかく。
甚大な台風被害、お見舞い申し上げます。
上陸すれば水蒸気補給が絶たれるので、
弱くなるのにおかしいな、とは思いましたが、
屋久島を通った時に、すでに台風の目が潰されたとのこと。
なぜ、テレビは米でもなんでもかんでも煽ることが好きなんでしょうか。
これからも続く台風シーズン、備えましょう。
屋久島さんありがとうございます。
花の種じゃなくて、苗を買ってもいいですか?あなたのサポートで世界を美しくすることに頑張ります♡どうぞお楽しみに♡