毎日お風呂に入る生活が持続できるのか
新しい生活を始めてから、なんと毎日お風呂に入る習慣ができた。
なんてことないと思うかもしれないが、これは自分にとっては結構な変化だ。
日々のルーチンを少しずつ整える中で、少しずつ「ちゃんと生活しているな」と自分でも思う。
お風呂に入る時間を作ることで、自分の中での整理整頓が進んでいる感覚があるし、そのひと時が心のリセットにもつながっているようだ。
「生活を頑張ってるな」と感じる瞬間
これまでの生活を振り返ると、仕事や日常に追われて、ついつい自分のケアを後回しにしていた。
仕事が終わると何かをする気力もなく、気づけばぼんやりしたまま眠り朝を迎えることも少なくなかった。
そんな日々の中で、ちゃんとお風呂に入るというのは、言葉通り「自分を大切にする時間」を作る行為だった。
お風呂に入って、温かい湯に浸かる、浴びる。
その時間は、ただ体をきれいにするだけでなく、一日の疲れを洗い流すような感覚になる。
お風呂の中では、今日の出来事を振り返ったり、明日の予定を考えたりする。
時には、何も考えずにただリラックスするだけの日もあるけれど、それがまた気持ちいい。
毎日のお風呂は、私にとって「生活を頑張ってる」という実感を与えてくれる瞬間だ。
「この習慣が続くのだろうか」という不安
しかし、一方で「このお風呂習慣がいつまで続くのだろう」という不安も湧いてくる。
過去を振り返ると、何か新しいことを始めた時は、最初のうちはやる気に満ちているが、しばらくすると疲れや気持ちの乱れから、徐々にその習慣が崩れてしまうことが多かった。
例えば、ストレッチ、早寝早起きといった「健康的な習慣」を始めた時、最初は意欲的だったが、何かのきっかけで「まぁ、今日はいいや」と思う日が続いてしまう。
その結果、気づけば元の生活に戻ってしまうのだ。
継続の難しさと、そのための工夫
習慣を続けることは思った以上に難しい。
特に「頑張ろう」という意識が強すぎると、逆にプレッシャーになってしまうことがある。
だからこそ、無理のない範囲で「自分にとって心地よい」程度の頑張りを心がけることが大切だと思う。
例えば、お風呂に入ること自体がストレスにならないように、楽しみを見つける工夫ができる。
アロマバスソルトを入れてみたり、好きな音楽を流してリラックスしたり、ちょっと高級なシャンプーを使って自分をリッチな気分にさせるなど、楽しみながらできることを増やすのがポイントだ。
また、続けることが難しいと感じる日には、あえて短いシャワーだけで済ませるのもありだ。
「お風呂=長い時間リラックスしなければならない」という固定観念に縛られることなく、自分のその日の気分や体調に合わせて調整していくことが、習慣を無理なく続ける秘訣だ。
自分を認めてあげる大切さ
一方で、たまにお風呂に入れない日があったとしても、そんな自分を責めないようにすることも重要だ。
人は誰しも、毎日100%完璧な生活を送ることはできない。
だからこそ、少し怠けた日があったとしても、「まぁ、そんな日もあるよね」と受け入れることが大切だ。
完璧主義に陥ると、続けられなかったことへの自己否定が強くなってしまい、結果的に習慣を放棄してしまうことが多い。
それよりも、「今日はできなかったけど、明日また頑張ろう」と前向きに考えることで、長期的に習慣を続けていくことができるのではないだろうか。
小さな変化を積み重ねていく
お風呂に毎日入るようになったという小さな変化は、私の生活全体にもポジティブな影響を与えている。
規則正しい生活リズムができたことで、朝もスッキリ目が覚めるし、体調も良くなってきたように感じる。
そういった小さな変化を積み重ねていくことで、自分の生活が少しずつ整っていく感覚が心地よい。
これからも、この小さな習慣を続けていく中で、他にも「自分を大切にする時間」を見つけていきたいと思う。
お風呂に入ることは、その第一歩に過ぎないかもしれないが、その一歩が私の毎日を少しずつ、確実に変えていってくれることを期待している。